越谷アルファーズが採用したテクセル床の新技術と選手の声
Bリーグの越谷アルファーズが新たに導入した「テクセル床」は、選手たちの練習環境を大幅に改善しました。この床技術の採用は、単にコートの改修だけでなく、選手の健康やパフォーマンス向上にも寄与すると期待されています。
テクセル床とは
テクセル床工法は、コンクリート土間に直接貼る新しい直貼り工法です。この工法では、下地材は弾力層と樹脂製ハニカムパネル「テクセル」で組み合わされています。これにより、床全体がどこを踏んでも均等な硬さを提供し、ボールの反発性も統一されることが特徴です。
また、老朽化した床の改修方法としても非常に効果的で、特に「増し張り工法」としての活用が実現。越谷アルファーズの練習場「アルファーズコート」でも、既存の床を研磨した後、その上にテクセル床を貼り付ける工法が採用されました。施工は株式会社新井組及び株式会社フェニックスが担当し、材料を提供するのは岐阜プラスチック工業株式会社です。
施工工程
テクセル床の施工は様々なステップで進行しました。まず、老朽化した床材が研磨され、次に弾力層が貼り付けられます。その後、テクセルのシートがしっかりと設置され、最終的にフローリングの貼り付けと塗装仕上げが行われました。これにより、完成したコートは新たな活力を持った練習環境となりました。
選手たちの声
コートの改修に関する選手たちの感想も非常に好評です。具体的には、「均一な踏み心地が気持ちいい」「以前は練習後に膝や腰の痛みがあったが、それがなくなった」という声が寄せられています。このような選手の体験が、今後のテクセル床技術の普及に大きく寄与することでしょう。
結論
越谷アルファーズは、今後このテクセル床をBリーグ全体、および他のスポーツチームへの普及に努めていく方針です。新技術の採用により、選手たちの練習環境が改善されることはもちろん、スポーツ全体の発展にも寄与することが期待されています。スポーツ関係者やファンにとっても、今後の展開が楽しみなプロジェクトとなるでしょう。
◇ お問い合わせ先
テクセル床工法協会
(事務局)古川 賢一
E-MAIL:
[email protected]
TEL: 0798-26-8170