台湾の味が熊本に
2025-12-24 21:50:27

台湾嘉義の本格的な味覚を熊本に—国際商談会の成功

台湾から熊本へ、美味しい交流がスタート



2025年11月、日本の熊本県で「熊本銀行 × 九州台湾商会 商業マッチング会」が盛況のうちに開催されました。ここに、台湾・嘉義を代表する二つの企業、蜂世界國際有限公司(Bee World TW)と青啟國際有限公司(Chiayum)が参加し、地域特産品の紹介を通じて日本市場との橋渡しを果たしました。

満員御礼の盛況ぶり


この商談会には熊本銀行の呼びかけに応じて、地域を代表する企業やバイヤーが多数集まりました。会場は立ち入る余裕もないほどの賑わいで、日本企業が台湾製品に抱く関心の高さが伺えました。

国際味覚賞受賞製品の紹介


当日、国際的な評価機関「International Taste Institute」から優秀味覚賞を受賞した製品が多数展示され、その中でも特に注目を集めたのが、Bee World TWの「スティック蜂蜜」とChiayumの「プレミアム鳳梨酥(パイナップルケーキ)」です。これらの製品には、台湾の風味が堪能できる魅力が詰まっています。

また、通常見ることの出来ない「福神フィギュア」や木工芸品も並び、現地のバイヤーたちにその多様な魅力をアピールしました。

日本側バイヤーの反応


展示を見た熊本の商社バイヤーたちは、その品質の高さに驚き、熱心に説明を聴き入る様子が印象的でした。この成功は、台湾の特産品に対する真剣な熱意から生まれたものです。商談では、試食を通じて台湾の農産加工品の品質や独自のブランドストーリーに対する高い関心が示され、具体的な輸出や商品開発についての意見交換が行われました。

企業の感想と今後の計画


参加企業からは、Bee World TWの代表が「日本市場の方々が私たちの蜂蜜の品質や生産者のストーリーに深く共感してくださったことが最大の成果でした。今後、本物の台湾の味を日本の食卓に届けたいです」と語りました。また、Chiayumの代表も「日本の消費者の繊細な味覚に合わせた商品展開への手応えが感じられます」との感想を述べ、今後の展開に期待感を示しました。

今後の展望


嘉義県農会の事務局長は、今回の成果をモデルとして今後の対日輸出振興や予算編成に向けた具体的な検討を開始したことを報告しました。「台湾の高品質な農産品が日本市場で評価され、経済的文化的な絆が深まることを期待しています」とのコメントもあり、両国の関係がさらに強化されることが望まれます。今後も九州台湾商会などが協力し、台湾企業が日本市場で安定したパートナーシップを築く支援を続けていく方針です。


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会社情報

会社名
一般社団法人九州台湾商会
住所
福岡県福岡市中央区天神2丁目9番9号新天町地下街ファーボストーンパーク内
電話番号

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