神戸屋、108年目の挑戦
1918年に設立された株式会社神戸屋は、創業から108年という節目の年を迎え、リブランディングを実施することを発表しました。このリブランディングでは、約40年ぶりとなるコーポレートロゴとブランドロゴの刷新が行われ、さらに店舗のデザインやスタッフのユニフォームも順次新たに生まれ変わる計画です。新たなブランドステートメントとして掲げられるのは「Be Playful」であり、このフレーズのもと、神戸屋の新しい姿が生まれようとしています。
なぜ今、神戸屋は変わるのか?
神戸屋の長い歴史は、ただおいしいパンを作るだけにとどまりません。100年以上にわたるものづくりの中で、パン業界において常に本物の味を追求し続け、日本の食文化の礎を築いてきました。しかし、時代は変わり、今日の消費者が求めるものは、単に美味しいパンだけではありません。食事を彩るストーリーや文化、楽しみが求められているのです。
この背景を踏まえ、2023年に神戸屋は包装パン事業を譲渡し、冷凍生地事業と直営事業に経営資源を集中させる新体制を発表しました。新たな取り組みとして、パンがある豊かなライフスタイルの提案に力を入れるという「第二の創業」の理念に基づき、リブランディングを推進しています。
新しいビジュアル、伝統を受け継ぐ
約40年ぶりに刷新されるコーポレートロゴでは、長年親しまれてきた「鷲」をモチーフとし、そこにパンを焼く火を象徴する「炎」の要素が組み込まれています。色合いには麦を表すライトブラウンが選ばれ、現代的で軽やかなデザインへと進化しました。また、各店舗のブランドロゴも新しいビジュアルに合わせて刷新される予定です。
新ステートメント「Be Playful」の意味
神戸屋が新たに掲げるステートメント「Be Playful」は、創業者の好奇心と挑戦の精神を表現しています。多様な食文化を自由な発想で創造し、誰もが楽しめる新しい食のスタイルを提供するという覚悟がこのフレーズには込められています。この理念を基にした第一弾の取り組みが、恵比寿南にある「神戸屋キッチン アトレ恵比寿店」のリニューアルです。
空間デザインと伝統の融合
「神戸屋キッチン アトレ恵比寿店」では、歴代店舗に受け継がれてきた「白いタイル」を新たにベージュの特注タイルに進化させ、現代的なインテリアとして表現します。色味や質感は、パンが焼き上がったときの自然な風合いを感じさせるようデザインされており、店舗全体が手作りの温かさを感じる空間となるでしょう。さらに、めん棒に用いる木材や真鍮を活用したショーケースや照明も特注品として取り入れ、食に対する情熱を伝えます。
限定商品とリニューアルオープン予定
なお、「神戸屋キッチン アトレ恵比寿店」は2026年8月20日(木)にリニューアルオープンを予定しており、新しいステートメント「Be Playful」を体現した記念商品も限定で販売される予定です。詳細については、過去の発表の際に改めてお知らせするとのこと。神戸屋の新たな挑戦に期待が高まります。
このリブランディングを通じて、神戸屋の伝統がどのように未来へと継承されていくのか、実際に体験するのが待ちきれません。新しい神戸屋にご注目ください。