せやま印工務店プロジェクト、全国展開を加速
近年、住宅業界の競争が激化する中で、年間400組以上が契約する「せやま印工務店プロジェクト」が話題となっています。この度、新たに静岡県と鹿児島県から2社が参画し、全国で54社、63拠点を超えるまでに拡大を遂げました。
静岡県の工務店の魅力
静岡県に誕生した新たな工務店は、地域密着型のビジネスモデルを採用し、誠実な経営を基盤にしています。社長の人柄が全社員に浸透しており、高い意識を持つスタッフが施主の家づくりを「自分ごと」として支援する体制が整っています。
さらに、同工務店は高性能住宅の標準化を進めています。UA値0.46(HEAT20 G2グレード相当)を採用し、許容応力度計算による耐震等級3を全棟に適用。国の基準を上回る性能を持つ家づくりを実現し、他社に対して競争力のある住宅商品を展開しています。
ただし、小規模であるため、施主には「家づくりのプロジェクトリーダー」として関与してもらうことが求められます。大手ハウスメーカーに比べて「至れり尽くせり」のサービスではないものの、高い透明性と合理的な家づくりを可能にしています。
鹿児島県の工務店の特徴
一方、鹿児島県では2社目の登録工務店として、県内を広くカバーすることになります。業界経験豊富なスタッフが主体となり、大手ハウスメーカー出身者も含めて、施主の期待に応える親身な対応が評価されています。
彼らは「この業界をより良くしたい」という強い思いを持ちながら、信頼性の高い提案を行っています。耐震性や水災対策においても万全を期し、全棟標準で耐震等級3、基礎高450mmを確保。水災リスクへの配慮がなされた設計が導入されています。
参画工務店の今後の課題
両社の工務店は、今後デジタルスキルの強化や作業のスピードアップが求められています。施主からのフィードバックを活かし、業務改善に積極的に取り組む姿勢を持っています。
全国的に注目されるせやま印工務店
「せやま印工務店プロジェクト」は、厳しい審査を経て参画する工務店の信頼性を高めており、年間契約数は400組を超えて、累計では1,100棟を達成。特に成果を上げている工務店は、年間52棟の契約を実現するなど、その成功事例は他に類を見ません。
このプロジェクトは、施主と誠実な工務店が共に利益を得る「三方良し」の取り組みが特徴です。施主目線での家づくりを徹底し、その中で工務店が適正な利益を残せる仕組みを構築することを目指しています。
全国の優良工務店が集まり、「ちょうどいい塩梅の家づくり」を提案するせやま印工務店。あらゆる施主の期待に応える住宅業界の新しい形を創造しています。今後の展開にも注目です。