SBテクノロジー、Microsoft 365 Copilotを全社導入で業務効率化
SBテクノロジー株式会社は、Microsoft 365 Copilotを全社導入し、2024年11月より全従業員約1100名が利用を開始しました。これは、Word、Excel、Microsoft TeamsといったMicrosoft 365アプリケーションに統合された生成AIサービスを活用し、業務効率の劇的な向上を目指す取り組みです。
Copilotは、ユーザーの作業内容を理解し、文書作成、データ分析、会議準備など、多様な業務を対話形式で支援します。SBテクノロジーでは、このCopilotの全社導入により、複雑な作業の簡略化や迅速な情報整理を実現し、全社的な業務効率の飛躍的な向上を目指しています。さらに、全社利用を通して得られた知見は、Copilotの販売や研修サービスの強化にも役立てられるとしています。
AI活用による生産性向上への取り組み
SBテクノロジーは、以前からAzure OpenAI Serviceを用いた生成AIシステムの開発と全社利用を進めており、顧客との実証実験も重ねてきました。この経験から生まれた「dailyAI」は、高い拡張性を備えたプラットフォームとして、様々なビジネスニーズに対応できる生成AIサービスとして成長を続けています。
今後、Microsoft 365 CopilotとdailyAIそれぞれの強みを活かしたサービス展開により、顧客への支援をさらに強化していく計画です。
マイクロソフトとの強力なパートナーシップ
SBテクノロジーは長年マイクロソフトのビジネスパートナーとして、1200社以上のお客様のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援してきました。今回のCopilot全社導入は、マイクロソフトとの強力なパートナーシップを象徴する取り組みであり、今後も最先端技術を提供し続け、顧客の成長に貢献していく姿勢を示しています。
日本マイクロソフトからの歓迎コメント
日本マイクロソフトは、SBテクノロジーによるCopilotの全社導入を歓迎するコメントを発表しました。社員の業務効率化と創造性の向上に大きく貢献すると期待しており、SBテクノロジーが持つMicrosoft 365の深い知識と経験を活かし、顧客へのCopilotの魅力を効果的に伝えてくれることを期待しています。
さらに、Microsoft 365だけでなく、Microsoft Dynamics 365やMicrosoft Azureまで包括的に支援できるSBテクノロジーのサービス展開により、顧客は生成AIの真価と可能性を実感し、新たなビジネス変革に挑戦できると述べています。
日本マイクロソフトは、今後もSBテクノロジーと連携し、日本市場における生成AIの活用支援を強化し、革新的なソリューションを提供することで、より良い社会の実現に貢献していく考えを示しました。
まとめ
SBテクノロジーのMicrosoft 365 Copilot全社導入は、生成AIを活用した業務効率化の成功事例として注目されます。CopilotとdailyAIの連携による今後のサービス展開、そしてマイクロソフトとの強力なパートナーシップによる更なる発展に期待が高まります。この取り組みは、日本の企業における生成AI導入の加速化に貢献し、デジタル社会における競争力の強化に繋がる可能性を秘めています。