新しい廃棄物処理システムの導入
NTTビジネスソリューションズ株式会社(NTTBS)と株式会社ウエルクリエイトは、医療および介護施設のために「施設内完結型 消滅バイオ処理システム」を2026年5月1日から提供を開始します。この革新的なシステムは、施設内で発生する食品残渣を効率的に処理し、廃棄物の削減と環境負荷の軽減を同時に実現します。
背景
現在、多くの医療・介護施設では、日々一定量の食品残渣が発生しており、その処理は長年の課題となっています。廃棄物処理コストの上昇や焼却処理によるCO₂排出の問題、さらには災害時の廃棄物滞留リスクといった多様な課題が顕在化している中で、NTTBSは施設内で完結する新しい分散型処理モデルを導入することで、持続可能な運営を支援します。
本システムの特長
この「消滅バイオ処理システム」は、日量50kgから300kgのさまざまな食品残渣を処理でき、医療や介護施設に最適化された仕様です。主な特長は以下の通りです。
1. 施設内完結型処理
- - バイオチップと微生物技術を用いた分解処理。
- - 大幅な廃棄量の削減を実現。
2. 環境への貢献
- - 焼却処理を避けることでCO₂排出が削減され、運搬に伴う環境負荷も軽減。
- - 企業のScope3排出量の削減にも寄与。
3. コンプакт設計
- - 厨房周りなど様々な場所での柔軟な設置が可能で、日常の運用に支障がないよう配慮された設計となっています。
このシステムは、医療・介護施設に限らず、ホテル、リゾート施設、商業施設、自治体の給食調理施設、大型の社員食堂などでも活用することができる見込みです。
導入効果
例えば、500床の病院で年間約100トンの食品廃棄物が発生する場合、本システムを導入することで、廃棄量の大幅な削減だけでなく、焼却によるCO₂を約30トンも削減することが期待されています。また、廃棄コストは最大で40〜50%も削減できる可能性があります。
今後の展開
今後、NTTBSとウエルクリエイトは、医療法人や社会福祉法人を中心にシステムを広め、2030年までに全国500拠点への導入を目指しています。都市部におけるGX(グリーントランスフォーメーション)や廃棄コスト削減の推進に寄与することが期待されています。
お問い合わせ
本システムに興味のある方は、NTTビジネスソリューションズ株式会社のバリューデザイン部ソーシャルイノベーション部門までお問い合わせください(メール:
[email protected])。
なお、上記情報は発表日時点のものであり、最新情報は公式サイト等でご確認ください。