EV充電サービスの革新
2025-01-28 11:32:30

TIS、トヨタと連携しEV充電サービスの利便性を向上

TISの革新的な脱炭素ソリューション



TIS株式会社は、脱炭素社会の実現を目指し、トヨタファイナンシャルサービスと協力してEV充電サービスの利便性を大幅に向上させる新機能を発表しました。新たに導入されたのは、TISが展開する脱炭素ソリューション「Carbony」のOCPIに対応したEV充電制御モジュール機能です。これにより、TOYOTA Walletアプリを通じて、約1,000ヵ所から約6,000ヵ所の充電スタンドまでEV充電サービスが拡充されます。

株式会社TISの取り組み



TISは、デジタル技術を駆使し、次世代エネルギー社会の実現を目指して、持続可能な社会づくりを推進しています。「Carbony」は、さまざまなステークホルダーと連携して脱炭素を進めることをコンセプトに展開されており、その一環としてEV充電技術の基盤構築にも取り組んでいます。

これまで日本国内では各社の独自インターフェースが用いられてきしましたが、TISはEU基準(OCPP・OCPI)と日本の基準(ECHONET-Lite)を考慮した開発を行ってきました。このような国際規格に基づいた基盤構築により、ユーザーの利便性が向上し、充電器運営事業者にとっても大きな利益をもたらします。

EV充電サービスの詳細



新しく導入された「EV充電サービス」ミニアプリでは、TOYOTA Walletのユーザーが全国1,000ヶ所以上の充電スタンドで、スマートフォンの二次元コードを読み込むだけで簡単に充電を行えます。これにより、キャッシュレスで手軽にEV充電が可能になるのです。

例えば、利用者はアプリ内で充電の予約ができ、待ち時間を軽減することができるようにするなど、さらなる利便性を追求しています。また、今後は充電器予約機能などの追加も予定しており、EVオーナーや充電プロバイダーのニーズに応える体制を整えています。

今後の展望



具体的には、2020年からの日本国内でのEV普及に伴い、EV充電インフラの設置は急務です。経済産業省が掲げる「2050年カーボンニュートラル」の観点からも、EV充電器の設置ビジネスには多くのプロバイダーが参入していますが、使い勝手の向上が求められていました。そこでTISは「Carbony」のEV充電制御モジュール機能を活用し、複数のプロバイダーとのスムーズなシステム間連携を実現しました。

また、TISは、将来的にはVPPプラットフォームにEVや充電器を接続し、電力需給バランスを調整することで新たなサービスの創出も視野に入れています。これにより、持続可能で豊かな社会の実現に向け、さらなるイノベーションを追求するのです。

結論



TISとトヨタファイナンシャルサービスの連携によって、EV充電サービスは新たな時代に突入しました。デジタル技術を駆使し、より便利で効率的なEV充電環境を整えることは、脱炭素社会に向けた重要な一歩です。ユーザーとしては、今後ますます進化する「Carbony」やEV充電サービスに目が離せません。さらなる詳しい情報は、TISの公式ホームページにも掲載されています。
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会社情報

会社名
TIS株式会社
住所
東京都新宿区西新宿8-17-1住友不動産新宿グランドタワー
電話番号
050-1702-4071

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