三栄コーポレーション、マレーシアで家具工場を新設し成長を目指す

三栄コーポレーション、マレーシアに家具インテリア工場を設立

三栄コーポレーションは、長年にわたり世界各地に高品質な家具を提供し続けてきた専門商社です。このたび、同社は新たにマレーシア・クアラルンプール近郊に家具インテリアの製造工場を設立することを発表しました。これは、市場からの需要に応えるための重要な一歩です。

新工場設立の背景と目的

同社は製造現場で培ったノウハウを活かし、品質や納期の確保を徹底しています。加えて、新たなビジネスの開拓を図るため、工場運営への進出を決定しました。工場が稼働することで、開発力と機動力を一層向上させ、さらなる成長を目指します。

マレーシア工場の概要

立地と規模

新工場はマレーシアのクアラルンプール近郊に位置し、敷地面積は約4,000㎡です。2019年初旬に稼働開始を予定しており、現地の便や市場を活かした生産体制を構築する予定です。

投資規模

本プロジェクトには約5億円の投資を見込んでおり、数年の累計でこの額に達する見込みです。これにより、工場は数年以内に売上高20億円規模へと成長することを目指しています。

既存の中国工場とのシナジー

三栄コーポレーションは、すでに中国・広東省に家電製品の製造工場を30年間運営しています。この工場で蓄積した運営ノウハウは、新たに設立される家具工場にも活かされ、効率的かつ高品質な生産が期待されています。

企業の成長戦略

三栄コーポレーションは、生活雑貨やOEM事業を強化しつつ、自社ブランドだけでなく、海外ブランド商品も日本市場で展開しています。全国に80店舗以上を運営し、小売りと卸売りの両方で成長を果たしています。

今後は、マレーシア工場を中心に、さらなる海外展開を見据えた戦略的な事業運営を行っていく考えです。新たな市場を開拓することで、会社全体の成長を促進することが期待されています。