三重県大台町の新たな幸せを感じる商品
三重県大台町で、地域資源を活かした新しいアップサイクル商品『奥伊勢ゆずっぴ(皮)』が最近発売されました。この商品は、地元の特産品である「奥伊勢ゆず」の皮を利用し、廃棄資源に新たな命を吹き込んだものです。
リサイクルの重要性と新商品開発の背景
地域創生を目指すレッドホースコーポレーション株式会社は、大台町と連携し、ゆずの加工過程で生じる皮を再利用することに着目しました。この皮は毎年25トン近く発生し、通常は廃棄されてしまいます。この問題を解決するため、アップサイクル商品の開発が行われています。第1弾は『たべる奥伊勢ゆず胡椒』で、これが好評を博したことから、今回の第2弾として『奥伊勢ゆずっぴ(皮)』が登場しました。
商品の魅力と特徴
『奥伊勢ゆずっぴ(皮)』は、奥伊勢ゆずの香りと爽やかな酸味を最大限に生かした素朴なお菓子です。無香料・無着色で、砂糖をまぶした皮を乾燥させて作られています。パッケージを開けると、柚子の香ばしい香りが広がり、食欲をそそります。単独で食べても魅力的ですが、ヨーグルトや焼き菓子に加えることで、その風味を引き立たせることもできます。
また、パッケージデザインには、地元の三重県立昴学園高等学校の卒業生が手掛けたキャラクター『ゆずしかくん』が採用されており、この可愛らしい鹿の姿が親しみやすさを醸し出しています。『ゆずしかくん』は、大台町の特産品である柚子と、町に生息する鹿をモチーフにしており、地域のシンボルとしても愛されています。
地域振興と利用者の声
2023年11月16日に開催された「第17回どんとこい大台まつり」で初めて一般にお披露目され、多くの来場者が試食し「酸味が効いていて美味しい」といった声が寄せられました。この商品は、道の駅 奥伊勢おおだいでも購入可能であり、今後は他の店舗でも販売を予定しています。今後も地域資源を活用した商品開発に取り組み、町の魅力を広めていく考えです。
未来に向けた地域の創生への挑戦
レッドホースコーポレーションは、地域活性化に向けた取り組みを進め、年々多くの自治体と協力しています。地元の生産者とのコラボレーションを通じて、地域の資源の新しい価値を創造し、地域の経済活性化を目指しています。『奥伊勢ゆずっぴ(皮)』を通じて、地域の食文化の保護や町の振興にも寄与することが期待されています。
新たな地域資源を活かした商品開発は、新しい地場産品の創造とともに、観光客や地元住民に愛される商品として育っていくことでしょう。地域の特性を十分に活かし、皆が笑顔になるような取り組みを今後も続けていく所存です。
会社概要
レッドホースコーポレーション株式会社は、東京都墨田区に本社を置き、地域産業の支援や活性化を事業として行っています。公式ウェブサイトでは、取り組みや新商品のラインアップなど、最新情報を随時更新していますので、ぜひご覧ください。
【レッドホースコーポレーション株式会社】
本社:〒130-0015 東京都墨田区横網1-10-5 KOKUGIKAN FRONT BUILDING 2階
設立:1964年3月
代表者:取締役 執行役員(COO)山田 健介
事業内容:地域産業支援及び活性化事業、コンシューマー事業
URL:
公式ウェブサイト