ReGACYとパナソニック中国のオープンイノベーション交流会
2025年7月16日、ReGACY Innovation Group株式会社(以下、ReGACY)は、パナソニック中国と共同でオープンイノベーションプログラム「China for China, China for Global」の一環として、深圳市で交流会を開催しました。本交流会には、32の投資機関およびスタートアップが参加し、活発な議論が繰り広げられました。
このプログラムは、現地の投資家やスタートアップと意見を交換し、プロジェクトの進展を図ることが目的です。参加者同士の意見交換を通じて、新たなビジネスチャンスが生まれることが期待されています。
交流会の内容
当日は、パナソニック中国から技術本部の管海清所長が、中国における技術的な課題や重点テーマについて説明しました。これにはスマートホームやAIエージェントの導入などが含まれ、特に家庭内での利便性を向上させるための技術に焦点が当てられました。
さらに、プログラムを運営するReGACYとしては、「このプログラムは単なるアクセラレーターでも、起業コンテストでもない」と強調し、共創パートナーとの協力を通じて革新的な事業を創り出していきたいと述べました。このメッセージは、イノベーションを進める上での意気込みを示しています。
日本と中国におけるデジタルイノベーション
近年、デジタル化の進展により、日本と中国のスタートアップや企業の協力が新たな形で進んでいます。ReGACYとパナソニック中国の提携によって、両国のアイディアや技術が融合し、国際的なビジネス展開が加速することが期待されています。
この交流会は、オープンイノベーションプログラムに参加する企業にとって、他の企業の技術やビジョンを知る貴重な機会となりました。
ReGACY Innovation Groupのビジョン
ReGACYは2022年に設立されて以来、大手企業、自治体、教育機関などと連携しながら、ベンチャー創出や事業化をサポートしてきました。特に、経営コンサルティングとベンチャーキャピタルの手法を統合し、探索から事業化、収益化までを一貫して支援しています。
このように、ReGACYは日本の企業とともに革新的な技術やサービスを提供するため、今後もオープンイノベーションを通じた共創に貢献する姿勢を堅持します。
パナソニックグループの取り組み
パナソニックグループは、世界をリードする電子機器メーカーとして、各種領域で先進的な技術を提供しています。特に環境事業に注力し、脱炭素社会の実現を目指す取り組みも行っています。中国市場においては、地域社会の課題に正面から向き合いながら、新たな技術革新を促進しています。
また、深圳エンジェルファンドは、このようなイノベーションを支える重要なパートナーとして機能し、中国国内最大の政府系エンジェル投資ファンドとして活動を展開しています。これにより、国際的な技術交流が一層促進され、スタートアップや中小企業の成長が加速されることが期待されています。
結論
今回の交流会は、ReGACYとパナソニック中国が新たな価値を創出するための第一歩となりました。今後も両者の共同作業を通じて、国際的なビジネス環境におけるイノベーションの新しい波を生み出すことが期待されます。これからの進展に注目です。