福岡市、建設業界DX推進に向けたスタートアップ提案を募集

福岡市の道路下水道局は、建設業界の生産性を向上させるため、地域の建設企業とスタートアップ企業との協働の機会を創出しています。この取り組みの一環として、具体的な課題を解決するためのソリューション案を募集しています。

提案対象の具体的な課題

以下に示すのは、協力を必要としている地元建設企業の具体的な現場課題です。

1. 九電工株式会社では、IoT技術を活用して現場での労働災害リスクを低減すると共に、業務の効率化を図る方法を求めています。
2. 近代プラント株式会社は、遠隔地での開錠作業を効率よく行うための提案を求めています。また、場内や遠隔地における計器情報の確認と、コンクリートを隔てた地下での通信手段も必要です。
3. 九洲日東株式会社では、現場と事務所の業務の標準化を進め、現場技術者の安全・健康管理を強化する方法や、技術伝承の促進に関するアイデアを求めています。

参加方法と応募締切

提案を行いたい方は、指定の申込先URLから必要情報を記入して応募してください。応募締切は2025年1月31日（金）23:59までです。参加には具体的なアイデアや技術を持ち合わせていることが求められますので、しっかりと準備を整えて応募しましょう。

申込先URLはこちら

また、福岡市道路下水道局はこのプログラムを通じて、地域経済のさらなる活性化と持続可能な都市づくりを目指しています。建設業界のデジタルトランスフォーメーション（DX）は、労働環境の改善や効率化に寄与し、ひいては地域全体の競争力向上にもつながるでしょう。