沖縄からの整理整頓最新刊!
料理に続いて、家庭の片づけに注目が集まっています。沖縄県うるま市出身の整理整頓コーディネーター、根原典枝さんが著した新刊『片づけられるようになるために私がやったこと』が、いよいよ12月25日から県内の主要書店で販売されます。この本は、根原さん自身が片づけられない生活を経験した後、整理整頓の技術を習得したことに基づき、実体験をメインにした実践ガイドとなっています。
本の中身
この著書では、片づけの具体的な手法に加えて、心構えや考え方にも触れています。特に家庭での掃除や整理整頓をどう日常に取り入れるかが詳しく解説されています。大掃除や新年に向けて新たにスタートを切りたい方々にはぴったりの一冊です。
章立て
- - 序 0 章: 片づけと整理整頓の違い
- - 第 1 章: 片づけられない生活からの脱却
- - 第 2 章: アイテム別の分類が整理のカギ
- - 第 3 章: 仕組みと置き方のルールが整頓のカギ
- - 第 4 章: 汚れの種類を知ることが清掃のカギ
- - 第 5 章: 習慣のカギは毎日の積み重ね
- - 第 6 章: 改善が生活をより良くするカギ
沖縄流のゆるい片付け
根原さんのアプローチは、無理に掃除をして生活を圧迫することではなく、楽をするために効率を重視した物の配置や生活スタイルを提案する点にあります。「掃除は生活を豊かにするために行う」という考え方と、プロに頼ることの重要性が著書を通じて紹介されています。忙しい現代人には、ロボット掃除機の利用も勧められています。
ビジネスチャンスとしての掃除
根原さんは、整理整頓は日常生活においてのみならず、ビジネスの場にも大きな影響を与えると述べています。彼女が整理整頓の重要性に気づいたのは、ビジネス番組『ガイアの夜明け』を観ている時。当時、赤字だった企業が3S(整理・整頓・掃除)を実施し、見事に黒字化していく様子を目の当たりにしたことがきっかけでした。
このように、片づけを習慣にするためには、単なるスキルだけでなく、習慣化に向けた行動変容が必要です。取組みが生活の質を高め、心の平穏をもたらすことでしょう。
著者の経歴
根原典枝は1972年にうるま市に生まれました。20代でフィニッシングスクールに入学後、イギリスでの暮らしから大きな影響を受けました。結婚と出産を経て、生活の質が仕事の効率に直接的な影響を与えることを認識し、整理整頓のメソッドを学び始めました。2010年には女性のサポートを目的に「株式会社暮らしかたらぼ」を設立し、多くの人々が快適に過ごせる環境を創出する活動を展開しています。
根原さんは、片づけにあたる際にはしっかりと目標を設定し、さまざまな挑戦を続けることが大切だと強調します。それにより、失敗から学び、次に活かせるスキルを身につけることができると訴えています。
ノウハウ動画も配信予定
現在、根原さんによる「ノウハウ紹介動画」が制作されています。この動画では、片づけに悩む20代女性の部屋を訪問し、整理整頓の実践を行う様子をお届けします。報道関係者向けに動画素材の提供も行われる予定です。詳細な配信開始は2024年1月中旬を予定しています。
最後に、本書を通じて多くの人々が整理整頓に挑戦し、生活をより豊かにする一助となることを願っています。