初の試み「スマートフォンアプリ大賞」がついに始動
スマートフォンの利用者が年々増加している中、アプリケーションも驚くほど増えてきています。ただ、その数は数十万を超え、どのアプリが本当に使いやすいのか、また面白いのかを判断するのは難しくなっています。ここに登場したのが、株式会社小学館が提供するiPhoneとAndroidアプリの総合情報サイト「App DIME(アップ・ダイム)」が主催する「第1回スマートフォンアプリ大賞」です。
このアワードは、日々新しいアプリを開発している企業や開発者を応援する意味を込め、また、もっと多くのユーザーに優れたアプリを知ってもらうために設けられました。特に今年は、3月から1ヶ月間をユーザー投票期間とし、選考委員による審査を経て、ノミネートされたアプリたちが30本発表されました。
投票の背後にある思い
ユーザーからの投票には、特に東日本大震災を受けて多くの災害対応アプリが注目される傾向がありました。例えば、スマートフォンで簡単にラジオを受信できる「radiko」や、地震を通知する「ゆれくるコール」などが選ばれ、災害時に役立つアプリに強い支持が集まりました。このように、ただの娯楽を提供するアプリだけでなく、人々の生活に直接的に影響を与えるアプリも多く選出されているのが今回の特徴です。
多様性に富んだノミネート作品
ノミネートされたアプリたちはビジネスからエンタメ、ライフスタイルに至るまで、実に多様です。日常生活をより豊かに、また便利にしてくれるアプリが揃ったことで、スマートフォンライフもますます充実したものになりそうです。
主要なノミネート作品
- ATOKPad
- NAVITIME for iPhone
- Evernote など
- ADW.Launcher
- ジョルテ
- 共有くん など
- radiko.jp
- yurekuru call
- 支出管理 など
- Akinator
- Instagram
- ラップムシ など
多くのノミネート作品の中から、最も優れたアプリを選出する「アプリ大賞」の選考は、ら4月19日に実施され、その結果は同日に「App DIME」及び雑誌「DIME」で発表されます。どのアプリが栄冠を勝ち取るのか、期待が高まります。
今後のスケジュール
- - 3月1日〜3月31日 ユーザー投票期間
- - 4月5日 ノミネート作品発表
- - 4月19日 大賞発表
残念ながら、予定されていた贈賞式は開催されないことになりましたが、選考には著名な選考委員も参加しており、期待感が募ります。アプリの専門家であるITジャーナリストの林信行氏や、DIME編集部など、各分野で活躍するプロフェッショナルな意見も注目されるポイントです。
アプリ情報の集約サイト「App DIME」とは
「App DIME」は、アプリの選び方に困っているユーザーの目線で作られた情報サイトで、iPhoneやAndroidのアプリをカテゴリ別に紹介することで、使いたいアプリがすぐに見つかるように工夫されています。また、プロのアプリレビューに加え、連載ブログも充実しています。利用者自身がアプリ選びの参考にできるよう、多くの情報を提供しています。
アプリ大賞の行方から目が離せません。過去に埋もれてしまうかもしれない素晴らしいアプリが、ここから新たに脚光を浴びることを楽しみにしています。
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