CEDEC 2025で語られるAIエージェントの可能性
2025年7月22日から24日まで、横浜のパシフィコで開催される『CEDEC 2025』に、不朽のゲーム翻訳サービス『DMM GAME翻訳』を展開している株式会社Algomaticが出展します。特に注目すべきは、7月23日14:40から行われる講演で、同社のビジネス責任者である野田克樹が登壇し、ゲーム業界におけるAIエージェントの活用法について深堀りします。
講演内容の概要
野田氏によるセッションは、「開発効率100倍!クリエイティブを加速させるAIエージェント構築」をテーマにし、特にローカライズから始まったAIの活用プロセスについて解説します。この講演では、どのようにしてAIエージェントが翻訳プロセスを効率化し、さらにはゲーム開発全体にどう貢献するのかを、具体的な事例と共にお話しします。
Algomaticとその成果
Algomaticが開発した『DMM GAME翻訳』は、独自のAI技術を利用し、プロの翻訳者と協業することで、キャラクターのセリフやゲームの雰囲気をそのままに、高品質な翻訳サービスを実現しています。コストは1文字あたり2〜3円と手頃で、納期も短く、すでに100タイトル以上の実績があります。この成果は、業界内で多くの注目を集めており、7月のCEDECでの発表にも大いに期待が寄せられています。
AIエージェントの活用事例
今回の講演では、ローカライズに限らず、QA(品質保証)、シナリオ生成、マーケティングなど、ゲーム開発や運営の各フェーズにおいてAIエージェントがどのように使われるかについても触れます。なぜなら、生成AI技術は単なる翻訳を超え、ゲームの全体的なクオリティや制作のスピード向上に寄与するからです。
特に、ゲーム会社にいる開発者やプロデューサーは、この変化にどう対応すればよいのかを知ることが重要です。この点についても野田氏は具体的なアプローチを提示する予定です。
CEDECでの出展とブース情報
Algomaticのブース番号はE-15で、会場の入り口近くの左手側に位置します。ブースでは、AI翻訳だけでなく音声生成やSNS監視ソリューションなどの生成AI関連のソリューションを展示します。生成AIの未来に興味を持つ方々にとって、直接触れ合える貴重な機会ですので、ぜひお立ち寄りください。
まとめ
CEDEC 2025は、ゲーム業界の関係者にとってAIエージェントの可能性を探るための絶好の機会です。Algomaticの取り組みを通じて、AIがどれほどゲーム制作のプロセスを変革し、効率的な開発を実現できるのかを探ることができます。ゲーム業界が進化する中で、新たな戦略を考える上で非常に興味深いセッションとなることでしょう。