アナザーアドレスが贈るデザインコンテストの受賞者たち
2026年3月22日、ファッションサブスクリプションサービス『AnotherADdress(アナザーアドレス)』が主催するデザインコンテスト『roop Award 2025-2026』の授賞式が東京で行われました。このイベントは「Rakuten Fashion Week TOKYO2026 A/W」の一環として開催され、多くのファッション愛好家や業界関係者が集まりました。
受賞者とその作品
コンテストはプロ部門および学生/アマチュア部門の二つに分かれ、各部門のグランプリ受賞者たちはそれぞれ個性的な作品を披露しました。
学生 / アマチュア部門
- - グランプリ:穴山 友梨(ブランドネーム:YURI ANAYAMA)
タイトル:「No cut」
友梨さんの作品は、愛着のある服を傷つけずに生まれ変わらせることをテーマにしています。シルクスクリーンや染めなどの技法を用い、傷や汚れを隠しつつ新しい表情を付与。市松模様には「永遠」や「無限の繁栄」というメッセージが込められています。
- - 準グランプリ:若林 唯(ブランドネーム:yui wakabayashi)
タイトル:『日常にときめきを纏う服』
唯さんは、思い出の詰まった古着をできるだけその魅力を残しながら製作。華やかで日常にも使えるデザインに仕上げ、これまでのストーリーを大切にした一着です。
- - 特別賞:冨塚 忍(ブランドネーム:SHINOBU TOMITSUKA)
タイトル:「post period」
忍さんの作品は、一着一着の服に宿る物語を句読点という形で表現。時の流れや記憶が交錯した新しい物語が生まれることを狙った作品です。
プロ部門
- - グランプリ:中村 有佑(ブランドネーム:MAISON CASANOVA)
タイトル:「NO GUNS JUST ROSES」
中村さんは、伝説のロックバンド「GUNS N' ROSES」にインスパイアされた平和を願うデザインを掲げています。サステナビリティに重きを置き、トレンチコートを利用した作品群で、戦争の象徴を脱却し新たな美しさを生み出しました。
- - 準グランプリ:秋山 和美(ブランドネーム:KOHVA)
タイトル:「Two Ways」
和美さんは、一つの服に二つの表情を持たせることをテーマに、着る人の気分や仕草によって印象が変わるデザインを探求。小さな変化の中に美しさを見出す作品です。
- - 特別賞:寺西 昌子(ブランドネーム:Masaco Teranishi)
タイトル:「記憶を纏う服」
昌子さんの作品は、ある人の日常を彩った服が新たな形へと生まれ変わる様子を表現。物語の続きが静かに受け継がれる様な美しさを持つ服を提案しています。
まとめ
今年の『roop Award 2025-2026』は、ただのファッションコンテストに留まらず、服を通じた物語の再生を促すものでした。受賞作品を通じて、環境問題や個々の想いを反映したクリエイティブな作品が多く生まれたことが印象的でした。今後のファッションシーンにも大きな影響をもたらすことでしょう。