FFGベンチャービジネスパートナーズが投資実績を公開
福岡県に本社を構える株式会社ふくおかフィナンシャルグループ傘下のFFGベンチャービジネスパートナーズは、2017年5月から2024年6月末までの投資実績を発表しました。この発表は、同社のビジョンである『スタートアップとともに未来を創る』を実現するための一環であり、過去の投資や今後の計画を広く知ってもらうことを目的としています。
投資実績の概要
FFGベンチャービジネスパートナーズは、これまでに112社への投資を行い、その運用総額は370億円に達しています。具体的には、6本のファンドを組成し、50〜100億円の資金を運用。特に注目すべきは、2022年8月に設立されたFFGベンチャー3号ファンドが、プレシリーズAへの投資に重点を置いている点です。
投資ポートフォリオと戦略
初回投資金額は1件あたり平均66百万円で、シードからレイターまで幅広いステージにおいて投資を行っています。リード投資は全体の17%を占め、フォロー投資の割合も高い点が特徴です。投資領域はBtoBを中心に、DeeptechやBtoCにまで及ぶため、多様なスタートアップの支援が可能となっています。
地域と大学発ベンチャーへの貢献
FFGベンチャービジネスパートナーズは、九州のみならず全国各地のスタートアップにも支援を行い、特に大学から生まれたベンチャー企業の育成にも力を入れています。また、FFGとの事業共創も推進しており、新たなビジネスモデルの創出を目指しています。
今後の展望
同社は積極的なフォローオン投資を行っており、追加投資の比率はなんと51%に達しています。これは、投資した企業の成長をともに見守り、さらなる発展を支援する姿勢を示しています。FFGベンチャービジネスパートナーズは今後もスタートアップとの関係を深め、皆さんと未来を共に創っていくことを目指しています。
FFGベンチャービジネスパートナーズの基本情報
- - 会社名: 株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ
- - 代表者: 吉田 泰彦
- - 所在地: 福岡県福岡市中央区天神二丁目13番1号
- - 設立: 2016年4月
- - 事業内容: 九州最大規模のベンチャーファンドの運営
- - URL: FFGベンチャービジネスパートナーズ公式サイト
まとめ
FFGベンチャービジネスパートナーズの取り組みは、これからの日本のスタートアップシーンにおいて重要な役割を果たしています。スタートアップの可能性を広げるための多様な投資戦略と地道な支援は、同社の強みであり、今後の活躍に期待が寄せられます。