マツ六、2022年PSアワードで経済産業大臣賞を受賞！製品安全への取り組みが評価される

マツ六、2022年PSアワードで経済産業大臣賞に輝く

マツ六株式会社が、2022年度の「製品安全対策優良企業表彰」（PSアワード）の中小企業製造・輸入事業者部門において、栄えある経済産業大臣賞を受賞しました。PSアワードは企業や団体の製品安全に関する取り組みを評価し、特に優れた成果を上げた企業に対してこの賞を授与する制度です。

マツ六は、令和2年度に同賞を受賞した実績を持ちながら、さらに製品安全の向上に取り組んでおり、今回の受賞はその成果の証です。受賞に至るまでのポイントとして3つの取り組みが挙げられ、これらが高く評価されました。

受賞のポイント

1. 意地悪試験と他社製品との比較による安全性の検証

マツ六は、自社製品の安全性を客観的に検証するため、意地悪試験を導入しています。これは、消費者の誤使用などを考慮した上での最悪の事態を想定し、自社製品の強化に役立てるためのテストです。このプロセスを通じて得られた課題は製品改良へと活かされています。また、他社の類似製品と比較することで、マツ六の製品が持つ強みや改善点も浮き彫りにされています。

2. 正しい使用方法の情報発信

消費者による誤使用や誤設置を未然に防ぐため、マツ六は情報発信にも力を入れています。自社のウェブサイトはもちろんのこと、動画や販売店でのリーフレット配布を通じて、正しい使用や設置に関する情報を広めています。特に、誤設置を防ぐためには視覚的に危険性を示す動画を制作し、消費者に分かりやすく伝えています。

3. 問い合わせ情報の一元管理と社内共有

顧客から寄せられる問い合わせやクレームは、社内のデータベースで一元管理され、簡単に検索や分析ができる仕組みが整っています。これにより、開発部門を含む社内全体で情報共有が行われ、過去の製品事故をケーススタディとして活用することで、同様の事故を防ぐ取り組みが進められています。

マツ六株式会社の企業概要

マツ六は、大阪市を拠点にビルや住宅建築に関連する資材を扱う専門商社です。創業以来、生活情報や最新技術を積極的に取り入れた商品やサービスの開発に注力してきました。2000年に介護保険制度が設立された際には、バリアフリーリフォーム商材の開発にも邁進。

同社は「協調互敬」の理念のもと、医療や福祉、建築の連携を強化し、製品そのものだけでなく、ユーザーの豊かな生活を提案することを大切にしています。製品安全の確保に向けた豊富な取り組みを通じ、さらなる成長を目指しています。