新しいABMの時代
2017-03-06 10:00:15

新たなマーケティング時代を切り開くIP Geolocation技術とは

サイバーエリアリサーチが目指すABMの最前線



近年、企業のマーケティング手法は急速に進化しています。その中でも、特に需要が高まっているのがアカウントベースドマーケティング(ABM)です。この手法は、従来のマーケティング方法が抱える課題を克服するために開発されてきました。サイバーエリアリサーチ株式会社が発表した最新技術「IP Geolocation」が、それを実現する鍵となることでしょう。

従来手法の限界とは?



従来のマーケティング手法では、見込み顧客情報を基にマーケティングオートメーションを用いてターゲティングが行われてきました。しかし、調査によれば、この方法で得られたリードから実際に商談につながる率はわずか0.75%に過ぎません。このように低い成果率では、企業が持つリード資産を有効に活かせていないことになります。一方で、企業の購買意思決定には、通常7名から20名の関係者が関わり長期的なプロセスが求められます。これに伴い、企業を個別に見るのではなく、全体としての動きを捉えるABMが必要とされています。

ターゲットを狙い撃つABM



ABMの強みは、成約の見込みが高いターゲット企業に対して、必要なリソースを集中させることにあります。この手法を用いることで、狙い通りの市場に的確にアプローチし、売上の最大化を図ることができるのです。サイバーエリアリサーチは、IP Geolocation技術を駆使することで、企業のオンライン行動を可視化し、訪問している見込み顧客を特定することが可能になりました。

IP Geolocationのテクノロジー



サイバーエリアリサーチの「IP Geolocation」は、IPアドレスに基づく位置情報認識技術です。IPアドレスと位置情報を紐づけた多様なデータから、位置や組織情報を含めた100以上の指標を解析します。また、アクセス解析ツールとの連携により、WEBサイトの訪問者がどの企業であるかを特定し、分析することができるのです。この技術により、ターゲット業種や営業対象を明確にし、本当にアプローチしたい企業への集客を実現します。

イベントの重要性



こうした技術が紹介されたのは、デジタル広告やマーケティングの重要なイベントである「MarkeZine Day 2017 Spring」です。このイベントは、日本最大級のメディア「MarkeZine」が主催し、今回で48回目の開催を迎えました。イベントでは、AIやIoTなど、マーケティングに関する最新のトレンドが取り上げられ、多岐にわたるテーマが議論されました。

サイバーエリアリサーチとは?



サイバーエリアリサーチは2000年に設立された企業で、主にデジタルマーケティングの分野で活躍しています。その中核にあるのが、IPアドレスを調査しデータベース化する「IP Geolocation」とそのデータを活用した「IP Intelligence」技術です。この技術は、クライアントに対する市場機会を最大化し、リスクの最小化に寄与しています。

まとめ



新たな時代のマーケティングにおいて、IP Geolocationの導入は非常に意味があると言えるでしょう。企業が抱えるリード情報を最大限に活かし、成約率の向上を図るための重要な手段となる可能性があります。今後、マーケティングの現場でこの技術がどのように活用されていくのか、その動向から目が離せません。

会社情報

会社名
株式会社Geolocation Technology
住所
静岡県三島市一番町18-22アーサーファーストビル4F
電話番号
055-991-5544

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