上関町のデジタル子育て
2025-08-01 12:39:26

山口県上関町が子育て支援をデジタル化!新サービス導入の意義とは

山口県の上関町は、デジタルを活用した子育て支援を進めることで、地域社会の利便性向上と子育て環境の改善を目指しています。特に注目すべきは、母子モ株式会社が提供する自治体向け子育て支援事業『子育てDX®』の一環として、新たに導入された「伴走型相談支援サービス」です。このサービスは8月1日より運用を開始し、妊娠届出時のアンケート提出がアプリ上で可能になることで、多くのメリットをもたらすことが期待されています。

上関町では、理念として「子どもと子育て家庭が、上関町で育って良かった!」を掲げ、すべての子どもとその保護者が幸せを感じながら安心して子育てを楽しめるようなまちづくりを進めています。2021年12月から導入された母子手帳アプリ『母子モ』は、妊産婦と子どもの健康データの管理や予防接種のスケジュール管理、地域情報の配信など、多岐にわたる機能を提供しています。今回の「伴走型相談支援サービス」の導入により、利便性が一段と高まります。

具体的には、妊娠届出に必要なアンケートをアプリから24時間いつでも提出できるようになりました。これにより、従来必要だった役場への訪問が不要になり、移動の手間や紙での記入の煩わしさが解消されます。市民が手軽に手続きを行えるようになることで、妊娠届出時のストレスが大幅に減少するのです。

さらに、自治体の職員は、提出されたアンケートをもとに妊娠届出時の面談準備を行うことができ、面談時間の効率化も図れます。これにより、より質の高い面談が可能となり、住民一人ひとりに寄り添ったサポートが実現します。このように、既存のアプリ機能と新たなサービスがシームレスに連携することで、利用者にとってより良い子育て環境が整備されていくのです。

上関町の西哲夫町長は、子どもと保護者が安心して子育てできるよう、妊娠期から切れ目のない支援を行うことの重要性を強調しています。今回の「伴走型相談支援サービス」を通じて、手続きの利便性向上や相談支援体制の充実に寄与することで、地域に住む子育て世帯の不安や負担が軽減されることが期待されています。現在、同町は2030年までに、妊娠から子育て期の手続きについて、必要な情報を適時提供し、保護者や自治体、医療機関の負担を軽減するというビジョンを掲げています。

母子モ株式会社は、全国規模での子育て支援のデジタル化を推進しており、特に厚生労働省との連携により、乳幼児の予防接種予診票のデジタル化に向けた地域実証を行っています。このような取り組みは、地域の特性にあった新たな子育て支援の仕組みを構築し、より安全で快適な子育て社会を共創することを目指しているのです。

アプリ『母子モ』は、妊産婦の健康データ管理や、育児に役立つ情報を提供する機能を盛り込んでおり、子育て世代にとって心強い存在となることでしょう。上関町の取り組みが、他の自治体にも波及し、全国各地での子育て支援の向上につながることを期待します。


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会社情報

会社名
母子モ株式会社
住所
東京都新宿区西新宿三丁目20番2号東京オペラシティ35階
電話番号
03-5333-6025

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