MAHLEが日産より「サステナビリティ・リーダーシップ賞」を受賞
自動車部品メーカーとして知られるMAHLEが、日産の「サステナビリティ・リーダーシップ賞」を受賞しました。この賞は、日産の子会社であるNissan North Americaが、サステナビリティにおける活動を評価して贈るもので、MAHLEはその中で特に高い評価を得た数少ない企業の一つです。
この度の受賞は、MAHLEの革新的な製品ポートフォリオや、環境に配慮した工場運営に対する積極的な取り組みが顕著であったことを示しています。具体的には、MAHLEは気候保護に熱心に取り組む姿勢を持ち続け、二酸化炭素(CO2)排出量の削減やエネルギー効率向上に努めています。また、持続可能なモビリティの実現に向けて日夜努力を重ねています。
受賞式は、9月25日に米国テネシー州ナッシュビルで行われた日産のAnnual Supplier Appreciation Eventの一環として行われました。MAHLEの北米本社で副社長を務めるピーター・リンチ(Peter Lynch)と、アジア営業部長のリカルド・タヴォラリ(Ricardo Tavolari)が代表として賞を受け取りました。
ピーター・リンチは、受賞について「この栄誉ある賞を受けられることを大変光栄に思っています。これは、私たちのサステナビリティチームが見せた情熱とビジョンの賜物です。サステナビリティは私たちの日常業務に埋め込まれるべき責任であり、私たちはそれに誇りを持って取り組んでいます。」とコメントしました。
MAHLEは「MAHLE 2030+」というグループ戦略を掲げ、サステナビリティの確保を重要な要素として位置づけています。この戦略は、自社の事業だけでなく、革新的な製品の提供を通じても気候保護に貢献し、持続可能な社会の実現に寄与します。
日産の「サステナビリティ・リーダーシップ賞」は、クリーンで安全な未来を目指す新たな技術革新に向けた日産のコミットメントの一部であり、MAHLEとの提携もその信念を強化するものとなっています。双方の協力関係は、より環境に優しく効率的な未来の実現における企業間のパートナーシップの重要性を体現しています。
MAHLEは、1920年に設立された歴史ある企業であり、現在は世界中で約68,000人の従業員を擁しており、135の生産拠点と11のテクノロジーセンターを持つ国際的なサプライヤーです。日本においても、50年以上の歴史を持ち、国内外の自動車メーカーに対して高い専門性を活かしたサービスを提供し続けています。
日産からの評価は、MAHLEの優れたサステナビリティ活動のスタンダードを示すものであり、業界全体にとっても意義深い出来事です。今後もMAHLEは、持続可能な未来のためにさらなる革新を追求していくことを誓っています。