グローバル・ブレイン株式会社(以下、グローバル・ブレイン)は、国連が策定した責任投資原則(PRI)への署名を行い、ESG(環境・社会・企業統治)に関する取り組みをさらなる高みへと引き上げることを発表しました。グローバル・ブレインは、ミッションとして「未踏社会の創造」を掲げ、スタートアップ企業への支援と投資を通じて、社会課題解決と持続可能な経済社会の実現に貢献しています。
本社を東京都渋谷区に置くグローバル・ブレインは、1998年の設立以来、革新型の企業に対して積極的な資金援助を行い、彼らの成長を後押ししてきました。2021年からはESGポリシーを導入し、投資判断の際にESG視点を考慮に入れることを始めました。今回PRIへ署名することで、ESGに関する理解をより深めると共に、国際的な基準に沿った責任を果たすことを約束します。
PRIは2006年に国連環境計画金融イニシアティブ(UNEP FI)と国連グローバル・コンパクト(UNGC)の共同策定によって生まれたもので、投資を通じてESGの課題に責任を持つことを求める6つの原則から成り立っています。これらの原則には、投資分析や意思決定にESGを組み込むこと、投資対象に対して開示を求めることなどが含まれています。
グローバル・ブレインは、この署名によって多様なステークホルダーとの協働を進め、資産運用業界全体のESG理解を深めていくことを目指しています。投資先の成長を持続可能な形で支援し、企業や社会に対する貢献をさらに拡げる方針です。
具体的には、今後も新たなスタートアップへの投資を通じて、ESGに関する課題解決に貢献し、業界の標準化を促進させることに注力します。この姿勢は、投資家にとっても大きな意義を持ち、持続可能な経済の実現に向けた新たな風を吹き込むことになるでしょう。
グローバル・ブレインの代表取締役社長である百合本安彦氏は、「PRIへの署名は、私たちのESG活動をさらに強化し、さらに多くのスタートアップをサポートしていくための重要なステップです。社会の諸問題を解決するためには、今後も責任を持った投資が求められている」と、意気込みを語ります。
「未踏社会の創造」という掲げたミッションは、単なる企業利益の追求を超え、社会全体の発展に寄与することを意味します。これによりグローバル・ブレインは、企業としての信頼性やブランド価値を高め、さらなる投資家の信頼を得ることが期待されます。今後の取り組みがどのような影響をもたらすか、さらなる進展が楽しみです。