新たな個人情報保護システム「Split2」が特許認定、安心安全なデータ管理へ

新時代の情報保護システム「Split2」

株式会社トータルが開発した新たな情報保護システム「Split2」が、特許第7774828号として11月14日に認定されました。この革新的なシステムは、個人情報や顧客データを二分割して保管することで、情報漏洩のリスクを大幅に軽減することを目指しています。

「Split2」は、元のデータを分割先1（キー部）と分割先2（副部）に分け、これらを独自の暗号化キーで紐付けることで、万が一データが漏洩しても情報利用が困難になります。さらに、分割先のデータを別のドライブに保存することで、より高い安全性を実現しています。これにより、企業は安心して個人情報を管理することが可能になります。

株式会社トータルは、1988年の設立以来、「人、社会、時間」をトータルで考えることを理念としており、システム開発やISOコンサルティング業務を通じて社会に貢献し続けています。今回の「Split2」の開発は、その理念のもと、情報セキュリティの一環として注目を集めています。

Split2の仕組みと対象データ

「Split2」では、情報の編集と管理がスムーズに行えるように設計されています。ユーザーは、分割先1と分割先2から画面上にデータを復元し、必要な内容を編集・更新することができます。対象となるデータには、個人情報や顧客情報、見積書、請求書など広範な情報が含まれ、EXCELデータやSQLデータなども対応しています。

導入と安全性の向上

導入設定時には、キー部を指定し、分割先1ドライブおよび分割先2ドライブを設定します。情報を二分割して保存する過程で、元のデータは削除されるため、情報の安全性が一層高まります。このような厳重な管理体制によって、企業は情報漏洩の危険から身を守ることができ、顧客の信頼を得ることができるでしょう。

株式会社トータルの概要

本社を東京都中央区に置く株式会社トータルは、システム開発やISOコンサルティングのリーダー的存在として、これまでに数多くの企業に対し信頼のおけるサービスを提供してきました。資本金は7500万円で、代表取締役の大山昭彦が率いています。同社の公式サイトでは「Split2」についての詳細情報を確認することができ、導入に関するお問い合わせも受け付けています。