留学生自身が創る新たなネットワーク「Japan Alumni Network」とは
一般社団法人日本国際化推進協会(JAPI)が、8月8日に留学生専用プラットフォーム「Japan Alumni Network(JAN)」のβ版を発表しました。このプラットフォームは、留学生自身の視点から構築され、日本で学ぶ外国人留学生や帰国留学生、日本企業をつなぐことを目的としています。
Japan Alumni Networkの背景
JAPIは2013年に設立され、外国人留学生や日本留学経験者のキャリア形成や卒業後のネットワーク構築に取り組んできました。日本で学んだ留学生は、さまざまな分野で活躍しながら、日本と世界をつなぐ重要な役割を果たしますが、在学中の留学生は情報にアクセスしにくいという問題がありました。特に日本語を学んでいる学生にとって、日本企業との接点を持つことは容易ではありません。そんな問題を克服すべくJAPIは留学生自身の学びを支えるプラットフォームを策定しました。
プラットフォームの主な機能
JANには、留学生同士の交流を促進するコミュニティ機能、生活や学業に関する疑問を解決するQ&A機能、キャリア情報を効率的に提供する企業情報機能などが搭載されています。特に、英語でのコミュニケーションに対応する日本企業やキャリア機会を探す機能は、日本語学習中の留学生にとってとても重要です。
1.
交流・コミュニティ
留学生同士、また卒業生とつながる機能で、経験や情報を共有できます。
2.
Q&A
生活、学業、キャリアについての相談を行える場。
3.
プロフィール・CV作成
専門分野や経験を整理し、CVを作成・ダウンロードできる機能。
4.
企業・キャリア情報
日本語を学ぶ学生でもアクセスしやすい情報を提供。
5.
リクルーターとの接点
学生と企業が出会う基盤を築きます。
今後の展開
JANは今後、アルバイト情報や日本企業との交流会、留学生向けイベントの情報発信など、段階的に機能を拡充していく計画です。また、帰国した留学生とのネットワークを活かし、彼らがどのように日本社会や国際社会で活躍しているかを可視化する仕組みも進めています。
JAPIのビジョン
JAPIの代表理事、大村貴康氏は、「留学生は単なる受け入れ人数ではなく、日本での経験を通じて築かれる信頼関係が重要」と語ります。留学生が学びを通じて、日本と世界を結ぶネットワークを作ることで、将来的な国際的な関係の深化を目指しています。
同様に、参加メンバーのSalah Al Dhaferi氏やJaden Carrington氏も、留学生同士が相互に助け合うことの重要性を強調しています。
まとめ
Japan Alumni Networkは、留学生自身が主体となって形作るプラットフォームであり、日本社会や日本企業との健全な接点を広げるサポートを行っています。今後も「Learn in Japan. Connect for Life. Grow Together.」というコンセプトのもと、留学生の活躍を支える取り組みを続けていくでしょう。
URL:
Japan Alumni Network