セキュリティ強化の新たな一歩 - サーバーワークスとリンク社の業務提携
最近、サーバーワークスとリンク社が業務提携を強化し、クレジットカードのセキュリティ対策に特化したサービスを普及させることが発表されました。この提携により、特にPCI DSS準拠を進めるクラウドサービス「PCI DSS Ready Cloud」が注目されています。
なぜ業務提携が必要なのか?
近年、キャッシュレス決済の普及に伴い、企業が扱うクレジットカード情報のセキュリティ確保が喫緊の課題となっています。キャッシュレス化が進む中で、クラウドサービスを利用したセキュリティ対策の重要性が高まっており、特にセキュリティ要件に精通した専門家の支援が必要とされています。
これに応えるため、サーバーワークスはAWSプレミアティアサービスパートナーとしての実績を基に、クラウド環境におけるPCI DSS準拠を実現するための体制を整えています。リンク社も、クラウド型ホスティングサービスを提供しており、両社の技術力が融合することで、より安全なサービスの提供が可能となります。
業務提携の具体的な内容
新たな業務提携では、以下のようなサービスが提供されます。
1. PCI DSSオールインワンパッケージ
AWS上でのPCI DSS準拠に必要な全ての要素を含んだトータルサービスを提供します。このサービスは、クレジットカード情報を取り扱う企業にとって、業界で必要不可欠なソリューションとなるでしょう。
2. セキュリティ相談窓口
クレジットカード情報の脆弱性対策などに関する専門的な相談に応じ、企業のニーズに合わせた対応を行います。
3. PCI DSS準拠コンサルティング
対象範囲の策定やギャップ分析、最適なツール選定など、幅広いコンサルティングサービスを提供。これにより、企業のPCI DSS準拠のための歩みがスムーズになるでしょう。
4. ガバナンスプランと内製化支援
PCI DSSの基本となるガバナンスプランを初めから整備し、さらにお客様が自社で環境を内製化できるよう技術支援を行います。これにより、コスト削減と効率的な運用を実現します。
積極的な共同提案とウェビナーの開催
サーバーワークスとリンク社は、今回の業務提携により、相互に提案を行いながら新規顧客の獲得に向けた取り組みを強化します。また、両社共同でウェビナーを開催し、最新のPCI DSS準拠に向けた解決策や事例を紹介する予定です。
ウェビナーでは、具体的なテーマとして「AWSで攻める!PCI DSS準拠の最新動向」を取り上げ、今後の導入に向けた大変貴重な情報が提供されるでしょう。参加者には、実務に直結する具体的なノウハウを得ることができるチャンスです。
これらの取り組みを通じ、サーバーワークスとリンク社は、顧客のセキュリティ強化を支援し、持続可能な成長を目指していきます。今後の展開に期待が高まります。