和心村が描く理想の共生社会とは
「心の豊かさ」と「持続可能な暮らし」を実現するため、千葉県富津市にあるグランピング施設「和心村」は、人、動物、自然の共生を目指しています。この場所での取り組みは、急速に変化する現代社会における本質的なつながりを取り戻すためのものです。
拡がる現代社会の分断
今、私たちの生活は都市化やデジタル化に伴い、自然との接点が失われつつあります。多くの人々が忙しい日常に追われ、元々当たり前だったはずの自然との触れ合いや動物との関係を軽視してしまっています。イギリスの研究では、週2時間以上を自然の中で過ごす人が健康において高い数値を示していることが確認されましたが、都市住民の約7割が「自然に触れる機会が不足している」と感じています。
和心村の夢
和心村は、こうした現代の問題に対抗すべく、「人と動物と自然が共生する幸せな村」を目指しています。築200年以上の古民家を再生したグランピング施設では、保護された猫たちが自由に過ごし、訪問者とのふれあいが生まれています。この場所での体験を通じて、訪問者たちが自然とのつながりを見出し、また、動物たちとの共生を実感することが期待されています。
環境への取り組み
2025年にはカフェの新設が予定されており、その中で無農薬の野菜栽培や水耕栽培の試みにも挑戦します。地域の持続可能性を考えながら、少しずつ自給自足の生活ができるようなメニューを提供したいと考えています。また、自然への関心を高める一環として、森林を活用したツリーハウスなどの新たな空間作りにも取り組んでいます。
未来へ向けたビジョン
私たちは2030年に向けて、以下の目標を立てています:
1.
共生村の拡大: より多くの人が共生のライフスタイルを体験できる場を作る。
2.
循環型エコシステムの完成: 持続可能な資源利用を進め、環境への負荷を軽減する。
3.
多世代交流の拠点化: 様々な世代が共に交流し、学び合える場を設ける。
4.
共生の知恵の発信: 和心村での実践を基にしたモデルケースを社会へ広める。
5.
レジリエントな地域ネットワークの構築: 地域社会との強い絆を育む。
夢の実現に向けて
このような理想的な共生環境の実現を目指す和心村は、個人や企業、団体からの協力を呼びかけています。訪問者やパートナーとして参加することで、誰でもこの新しい共生のモデル作りに貢献できます。これは単なる過去の復元ではなく、テクノロジーや現代の視点を取り入れた新しい生き方の提案でもあります。
私たちは、和心村を人々にとっての希望の場所、そして幸せな共生社会の実現のための実験場として育てていきたいと考えています。和心村の理念に共感するすべての方々、ご一緒にこの夢を形にしていきましょう。
お問い合わせ先
株式会社和心村 代表取締役 竹の内馨
電話:090-7236-0208
メール:
[email protected]
ウェブサイト:
和心村公式サイト
住所:千葉県富津市高溝14