NPOのサイバー対策強化
2024-06-27 15:47:29
キンドリル財団助成、NPOのサイバーセキュリティ対策強化を支援 - NPOサポートセンターが無料プログラム開始
キンドリル財団の助成でNPOのサイバーセキュリティ対策が強化される
キンドリルジャパン株式会社は、特定非営利活動法人NPOサポートセンターと連携し、NPO向けのサイバーセキュリティ対策無償支援プログラムを開始することを発表しました。このプログラムは、キンドリル財団の助成金を受けて実施され、2024年7月から開始されます。
キンドリル財団は、キンドリルが事業を展開する地域社会の課題解決に貢献することを目的として設立された非営利団体です。同財団は、サイバーセキュリティ人材不足への対応など、社会的に重要な課題に取り組むNPOを支援しています。
今回のプログラムは、サイバーセキュリティの脅威からNPOを守ることを目的としています。近年、NPOに対するサイバー攻撃が急増しており、情報漏洩やシステムダウンなどの被害が懸念されています。特に、小規模なNPOは、セキュリティ対策の専門知識や人材が不足している場合が多く、サイバー攻撃に対して脆弱な状態です。
NPOサポートセンターは、1993年に設立された、NPOを支援する団体です。同団体は、NPOのサイバーセキュリティ対策の強化を支援するため、以下の3つの支援を提供します。
1. 情報セキュリティの啓発および基礎セミナー: NPO関係者向けに、情報セキュリティの基礎知識や最新動向に関するセミナーを実施します。
2. 組織内の「情報セキュリティ教育」の実施体制の整備: NPOが組織内で情報セキュリティ教育を実施するための体制構築を支援します。
3. セキュリティ対策の実践的トレーニングを提供する「専門家派遣」: NPOにセキュリティ専門家を派遣し、実践的なセキュリティ対策のトレーニングを実施します。
これらの支援を通じて、NPOサポートセンターは、NPOがサイバーセキュリティ対策を強化し、安全な情報環境を構築することを支援します。
社会のサイバーレジリエンス向上への貢献
キンドリル財団は、NPOサポートセンターのプログラムを通じて、社会全体のサイバーレジリエンス向上に貢献することを目指しています。NPOは、社会の重要な役割を担っており、その活動を支える情報システムのセキュリティ対策は、社会全体にとって重要です。
キンドリルは、ITインフラストラクチャーサービスプロバイダーとして、長年培ってきた技術力とノウハウを活かし、社会のサイバーセキュリティ対策に貢献していきます。
本プログラムへの参加を希望するNPOは、NPOサポートセンターのウェブサイトから詳細を確認し、申込みができます。
キンドリル財団について
キンドリル財団は、キンドリルがビジネスを展開する地域社会の重要な社会課題に取り組むことを支援するため、非営利団体に対して助成金を提供しています。2023年9月に設立された、比較的新しい財団です。第1回の助成対象となったのは、サイバーセキュリティ人材の不足に対処するための教育を提供する非営利団体です。
キンドリル財団は、今後も様々な分野で社会貢献活動を積極的に展開していく予定です。