「ESR川崎夜光DC」始動
2021-05-11 14:00:04

川崎市に誕生した最新物流施設「ESR川崎夜光DC」の特長と展望

最新物流施設「ESR川崎夜光DC」開業



神奈川県川崎市川崎区に位置する「ESR川崎夜光ディストリビューションセンター」(以下、川崎夜光DC)が2021年4月30日に完成しました。この物流施設は、ESR株式会社が手がけたもので、最新の技術と高機能を兼ね備える魅力的な拠点として注目されています。

竣工の背景と契約の流れ



ESRは2020年8月1日に、物流サービスを提供するダイワコーポレーションと全棟賃貸借契約を締結しました。この契約により、川崎夜光DCはダイワコーポレーションの27拠点目として、2021年5月1日から正式に使用が開始されています。川崎夜光DCが所在する京浜工業地帯は物流の中心地であり、これからの事業展開に期待が寄せられています。

施設のスペック



川崎夜光DCは、4階建ての耐震構造を持ち、延床面積は78,119㎡に及びます。特に注目されるのは、各トラックバースが1階と3階に配置されている点で、効率的な荷物の出入りが可能です。さらに、使用しやすいように設計された倉庫スペースは奥行き55~66mを誇り、柱スパンも広めにとられています。

この施設では特別高圧電力での電力供給が行われ、ロボティクスや冷蔵冷凍など様々なニーズに応じることができる設計となっています。これにより、運営の効率性を重視した現代的な物流ができる環境が整いました。

環境への配慮とBCP対策



ESRの運営理念は、持続可能な施設の実現です。川崎夜光DCではCASBEEでAランクを取得し、環境負荷に配慮した建築を実現しました。また、非常用発電機も設置されており、BCP(業務継続計画)対策も万全です。さらに、プロパティマネジメントチームによる管理体制が敷かれており、安全で安心な環境が提供されています。

働きやすい職場環境



川崎夜光DCでは、従業員が快適に働けるように人間中心のデザインが採用されています。休憩スペースや環境モニタリングシステムも整備されており、従業員のウェルビーイングをサポートする工夫がなされています。この取り組みは、スタッフの定着や人材確保に大いに寄与すると考えられています。

今後の展望



現在、ESRは京浜地区で4つの先進的な物流施設の開発を進めています。川崎夜光DCの成果を受け、今後のプロジェクトに対する期待も高まっています。ESRの社長であるスチュアート・ギブソン氏は、ダイワコーポレーションとの提携に感謝の意を表し、これからの物流の未来を切り開くことへの意気込みを語っています。

川崎夜光DCの設立によって、京浜地区における物流機能の強化が期待されており、地域経済の発展にも寄与することでしょう。今後、ESRが織り成す新たな物流ネットワークの成長に目が離せません。

会社情報

会社名
ESR株式会社
住所
東京都港区虎ノ門4-1-17神谷町プライムプレイス3階
電話番号
03-4578-7121

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