TOKIUM、Peppol形式対応で請求書管理を進化
株式会社TOKIUM(本社:東京都中央区、代表取締役:黒﨑賢一)は、自社の請求書受領クラウド「TOKIUMインボイス」において、Peppol形式に対応するための開発を行うことを発表しました。この新機能は、欧州を中心に30カ国以上で広く利用されているPeppol規格を取り入れることにより、請求書の電子受領をよりスムーズに実現します。
Peppolとは?
Peppol(パン・ヨーロピアン・プラットフォーム)は、国際取引における請求書の標準化を目指した世界基準の電子請求書ネットワークです。実際、多くの企業がこのネットワークを利用することで、異なる国々の取引先とのコミュニケーションを円滑に行えるようになっています。日本でも2022年より、デジタル庁がPeppolの普及に努めており、TOKIUMもこの波に乗ってさらなる機能拡充を図っています。
企業向けの新機能
1. 国際的な取引への対応
多くの企業が悩むのが、国内外の取引先との請求書のやり取りにおけるフォーマットの違いです。Peppolに対応することで、国際的な取引においても請求書のやり取りがシームレスになり、業務の効率化が期待できます。これにより、手間やミスが減り、企業全体の業務負担が軽減されるのです。
2. セキュリティの強化
新たに導入されるPeppol規格に沿ったセキュリティ対策も大きなポイントです。請求書の内容が安全に伝達されることにより、コンプライアンスを確保します。これにより、企業は安心して取引を行うことができるため、信頼性の向上にもつながるでしょう。
経理AIエージェント「TOKIUM」とは
TOKIUMは、経理業務の自動化を推進するサービスを提供しています。AIとプロのスタッフが連携し、出張手配や事前申請、突合などの煩雑な経理作業からビジネスパーソンを解放することを目指しています。このサービスは、長年にわたるデータ処理のノウハウを基に構築されており、特に中小企業にデジタル労働力を提供し、全体的な生産性の向上を図ることが期待されています。
まとめ
TOKIUMがPeppolに対応することで、国際的な請求書管理の効率化が進むことは間違いありません。これにより、日本の企業もグローバルに機能するための重要なステップを踏むことができるでしょう。今後の展開が楽しみです。