東京大学出身のAIベンチャーが新オフィスへ移転し成長を加速

AIworker、成長戦略を実現する新オフィス移転

2025年8月、東京大学出身の杉本卓應氏と中郡雅大氏が共同創業したAI活用支援企業「株式会社AIworker」が、東京都港区新橋の新オフィス「ASOOM新橋」へ移転しました。設立からわずか1年で導入し始めた企業が50社を超え、営業部門において大幅な業務効率化を実現しました。この移転は、今後の人材採用や顧客拡大を目的とした重要な一手です。

新オフィスの特徴

新たに設置されたオフィスは、他のAIベンチャーも集まる場所であり、コラボレーションやネットワーク形成を促進する役割が期待されています。「AIworker」の新拠点は、人材採用を強化し、顧客のニーズに迅速に対応できる体制を整えることに寄与します。移転先のASOOM新橋は、最寄りの新橋駅から徒歩10分、従業員も通勤しやすい立地です。

成長戦略の柱

今回の移転によって以下の三つの成長戦略が加速されることが想定されています：
1. 人材採用強化：エンジニアやコンサルタントを大幅に増員し、顧客への対応力を倍増させること。
2. 顧客拡大対応：月間40社以上の新規相談に迅速に対応できる体制を構築。
3. AI人材ネットワーク形成：AI関連の企業が集まるハブとしての役割を果たし、協業を進めることで更なる成長を目指します。

提供するサービス

AIworkerは、法人向けのAI導入を支援するために次のようなサービスを提供しています。

- AI活用研修「AIネイティブX」：東大出身の専門家が監修し、これまでに50社以上で導入実績を持つ。受講者満足度は96%を超えています。
- 営業特化型AI研修「AIセールスX」：営業部門向けに特化し、効率化を実現。成約率が47%向上した事例もあります。
- AIコンサルティング：業務フローの可視化からAI導入戦略設計、実証実験、カスタムAI開発まで包括的に支援。
- 業務特化型AIエージェントの開発・提供：営業やマーケティングなど各部門に最適化されたAIエージェントを設計し、業務の効率化を図ります。

AI導入の課題を解決

AIworkerは、企業が直面するAI導入の課題にワンストップで対応します。具体的には、企業が「AIを利用したいが方法が分からない」といった悩みに対して、成功事例やROI試算を提示し、自社に最適な活用領域を見出す支援を行います。また、社内にAIを使いこなす人材がいない場合には、東大発の実践型研修を用いたスキル習得を支援します。

このような形で、AIworkerは今後2025年度中に累計300社への導入を目指し、代理店制度の導入を進めます。全国の企業や団体との連携を図りながら、より多くの法人に向けてAI活用の支援を行っていく方針です。また、シェアオフィスでのコラボレーションを通じて、さらなる新サービスや新規事業の創出にも積極的に取り組む意向です。

株式会社AIworkerの代表取締役である杉本卓應氏は、「我々は営業・マーケティング経験が豊富なメンバーを中心に構成されており、実践的なAI活用が我々の強みです。日本の経済成長に寄与するAI活用を率先して牽引していきます」とのコメントを寄せています。