Morusが資金調達
2025-06-30 13:38:52

Morusが資金調達を成功させ、カイコ由来のバイオ原料の開発を加速

Morusが挑む持続可能な未来への道



資金調達の発表


カイコ由来のバイオ原料を研究・供給するMorus株式会社が、このたびシリーズAラウンドで7億円の資金調達を実施しました。本社は東京都千代田区にあり、代表取締役CEOは佐藤亮氏です。この資金調達には、スパークス・アセット・マネジメントやみずほキャピタルなどの新しい投資家が加わり、既存の投資家からの追加投資も受けました。これにより、特に注目されるのが、Morusの独自開発したカイコ由来のバイオ原料「MorSilk® Powder」の研究と量産体制の構築に資金を集中させる計画です。

MorSilk® Powderの可能性


Morusが開発した「MorSilk® Powder」は、栄養学的な観点からの臨床試験を行い、その機能性を証明することを目指しています。特に、血糖値制御や脂質の吸収抑制、整腸作用への応用が期待されるこの原料は、食品や医療、化粧品など幅広い分野での共同開発にも寄与するでしょう。また、Morusはシンガポールなどの海外市場への展開を計画し、ASEAN及びEU市場に本格的に進出する意欲を見せています。

バイオエコノミーの重要性


世界ではバイオエコノミーの拡大が進んでおり、OECDは2030年までにバイオエコノミー市場が約200兆円に達すると予測しています。Morusはこの流れに乗り、日本国内市場を53兆円規模に成長させる施策に加わる姿勢を示しています。特にカイコは、5000年以上の歴史を持つ日本の伝統産業であり、再びその価値が見直されています。

研究・開発の推進


Morusは信州大学などの研究機関と連携し、カイコの機能性を科学的に解明するための研究を推進しています。カイコの可能性は、医療や食品、さらには化粧品分野にまで及びます。このような多用途性が、Morusが次世代の「高機能原料」としてカイコを再定義する背後にある理由です。

これからの展望


資金調達を通じてMorusは、さらなる技術開発や海外展開に向けた体制を整えています。特に、シンガポールへの法人設立と共に、試験販売を開始し、地域企業との協力体制を築く予定です。Morusが目指すのは、カイコを中心に持続可能な新素材産業をグローバルに展開することです。

投資家の期待と支援


今回の資金調達に際し、Morusに期待を寄せる投資家たちも多く、彼らはカイコ由来の素材のポテンシャルとMorusのチームの実行力に希望を託しています。特に、カイコの栄養機能性を発揮し、時代に合った新たなサプライチェーンを構築していくことが期待されています。

まとめ


Morusは伝統的なカイコを活用した新たな産業の構築に向けた挑戦を続け、持続可能な社会の実現に向けた重要な役割を果たすことを目指しています。今後の注目が集まる中、Morusのプロジェクトがどのように進展していくのか、期待が高まります。


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会社情報

会社名
Morus株式会社
住所
東京都品川区東五反田2-5-2 THE CASK GOTANDA 907号室
電話番号

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