TSKと旭食品、地域振興の新たなる挑戦
島根県松江市に拠点を持つTSKさんいん中央テレビと、高知県南国市の旭食品が手を組んで、地域活性化につながる新たなスイーツを発表しました。その名は『ラフカディオ珈琲ティラミス大福』。これは、創業明治17年の老舗「中村茶舗」のオリジナル珈琲『ラフカディオ珈琲』を使用した、和と洋が見事に融合した逸品です。
ラフカディオ珈琲ティラミス大福の魅力
『ラフカディオ珈琲ティラミス大福』は、濃厚なティラミスクリームと、日本の伝統的な大福餅が融合しています。もちもちとした大福生地の中には、コーヒー風味豊かなティラミスクリームが詰まっており、一口食べるごとに、滑らかなコクとほろ苦い甘みが口の中に広がります。コーヒー好きやスイーツ好きにはたまらない、新しい感動を提供するスイーツとして注目されています。
この商品は2025年12月上旬から島根県・鳥取県内の多くのスーパーや量販店で販売される予定。手土産やお取り寄せにもぴったりで、NHKの連続テレビ小説『ばけばけ』の特別デザインパッケージも用意されています。
昔の名作へのオマージュ
『ラフカディオ珈琲』は、松江にゆかりのある文豪、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)に敬意を表して開発されたオリジナル珈琲です。浅煎りに仕上げることで、苦味を抑え、豆本来の豊かな風味と甘さを引き出しています。曽孫の小泉凡様もこのコーヒーに感動し、八雲も喜ぶであろう味わいだとコメントされています。この懐かしい味わいが、ティラミスのクリームと絶妙に組み合わさり、まさに一つの芸術作品となっています。
地域の活性化に向けて
このプロジェクトには、TSKのメディア運営ノウハウや旭食品の流通ネットワークが駆使され、地域資源を活用した新商品開発が進められています。両社は、島根県・鳥取県の農林水産物を全国に広げ、新たな販路を開拓し、地域経済の活性化に寄与することを目指しています。
TSKの担当者である松田氏は、「この商品は地域の逸品を発見し、磨き上げることを重視しています」と語り、地域自治体や中小企業と連携し、未来を見据えた地域づくりへの意欲を示しています。
まとめ
『ラフカディオ珈琲ティラミス大福』は、地域の文化と歴史を感じることのできる新たなスイーツです。美味しいだけでなく、その背景にある物語や文化を感じながら味わえる点が、さらに魅力的です。ぜひ、自分へのご褒美としても、大切な方への手土産にも、この逸品をお試しあれ。