新たな挑戦!
2025-07-31 11:21:53

香川県での海洋ごみ問題解決への新たな挑戦!河川ごみ回収装置の実証実験

香川県での新しい取組み



環境保護に向けた挑戦は全国各地で行われているが、その中でも特に注目すべきは香川県のNPO法人クリーンオーシャンアンサンブルによる河川ごみの回収に関する実験である。国際的な海洋ごみ問題に立ち向かうため、同団体は技術の新しい革新を進め、河川でのごみ回収を効率化する装置「kawasemi002」を開発した。この装置を用いて、2025年8月9日から13日まで香川県高松市の詰田川で実証実験が実施される。

実証実験の意義


この実験は、河川からの海洋流出ごみを防ぐための重要な一歩となる。データ収集と技術検証を同時に行うことで、今後の河川ごみ対策に必要な情報を揃えていく狙いがある。
実験を通じて、定置型の河川ごみ回収装置の効果を測定し、継続的な運用を可能にするための許可取得や運営体制の構築を目指す。

過去の実績と装置の改良点


このプロジェクトは既に過去に2回の実験を成功させており、得られたデータを元に装置の構造と網目が改良されている。特に注力したのは:
1. 装置ポケットのサイズ: 従来の装置は2リットルのペットボトルが入る程の高さしかなく、大きなごみが回収できない問題があった。改良後はより大型のごみにも対応できるよう設計されている。
2. 陸揚げ作業の効率化: 従来は手作業で行っていた陸揚げ作業が簡易化され、取り扱いが楽になるよう工夫が施されている。
3. 河川カバー範囲: 以前は15メートルしかカバーできなかったが、改良によりさらなる延長が可能になった。

実験のスケジュールと参加方法


実証実験は香川県高松市の詰田川で行われ、見学・取材の受け付けも行われている。指定の時間に団体メンバーが現地に居るため、興味のある方は直接足を運ぶことができる。事前申し込みが必要な取材もあり、詳細は団体のウェブサイトで確認できる。

未来に向けた提案


クリーンオーシャンアンサンブルは、海洋ごみ問題を解決するために協力の姿勢を常に求めている。支援方法には寄付やボランティア参加があり、特にITエンジニアやマーケティングのスキルを持つ方々の参加を歓迎している。多くの人々のさまざまな技術が集まることで、よりよい社会を築く一助となるだろう。

まとめ


河川ごみ回収装置の実証実験は、海洋ごみ問題解決への新たな希望を示している。今後も地域と協力しながら、環境保護に向けた活動が進むことが期待される。参加者や支援者とともに進めるこの活動は、未来に向けた大きな一歩となる可能性を秘めている。


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会社情報

会社名
NPO法人Clean Ocean Ensemble
住所
香川県小豆郡小豆島町坂手甲985番地
電話番号
070-8360-9815

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