新しいOmadaハードウェアコントローラー『OC220』が登場
TP-Linkグループの日本法人、ティーピーリンクジャパン株式会社は、法人向け製品の新モデル「OmadaハードウェアコントローラーOC220」を発表しました。この新製品は、より効率的なネットワーク運用を目指して開発されたものです。
OC220の概要
「OC220」は、前モデル「OC200」の設計を引き継ぎつつ、処理能力や管理可能デバイスの台数が大幅に向上したアップグレード版です。具体的には、起動速度が約2.6倍に改善され、ユーザーはよりスムーズにネットワークを管理できるようになります。この製品は、各企業が求める信頼性や拡張性を重視した設計になっています。
無償クラウド管理機能
OC220は、VPNルーターやスイッチなど、Omada製品をリモートから一元管理できる無償のクラウド管理機能を搭載しています。これにより、企業は低コストで、かつ効率的なネットワーク構築が実現可能です。
製品スペック
- - 集中管理可能デバイス: Omadaアクセスポイント(最大100台)、Omadaルーター(最大10台)、Omadaスイッチ(最大20台)、DeltaStream GPON OLT(最大2台)
- - クラウド管理: OmadaアプリまたはWebブラウザからのリモート管理・監視が可能
- - オンプレミス管理: デバイスをローカルで監視・管理し、高いデータセキュリティを確保
- - ハードウェア設計: 高性能チップや金属製筐体を使用し、信頼性の高いデバイス
特徴と利点
月額料金が不要
OC220は、集中型のクラウド管理が可能であり、その利用に月額料金はかかりません。ユーザーは、シンプルな管理画面から、どこにいても全デバイスを効率的に統括できます。操作トレーニングも必要ないため、導入が容易です。
手軽な遠隔管理
専用アプリやWebブラウザを使い、Omadaのデバイスを遠隔から監視することができます。この機能により、ユーザーはリアルタイムでネットワークの状況を確認し、トラブルシューティングを迅速に行うことができます。
ネットワーク監視と問題解決
ダッシュボード機能により、ネットワークの状態をリアルタイムで監視し、問題発生時には即座にアラートを受信します。ログ管理機能も充実しており、異常の早期発見が可能です。
TP-Linkグループについて
TP-Linkグループは、全世界で12億人以上のユーザーに利用されているネットワーク機器のグローバルプロバイダーです。170か国以上で展開しており、高品質なネットワーク及びスマートホーム製品を提供しています。日本国内においても、ティーピーリンクジャパンがその使命を担い、企業向けソリューションを進化させ続けています。
結論
新たに登場したOmadaハードウェアコントローラー「OC220」は、企業向けのネットワーク管理を効率化し、コスト削減や運用の簡便化を実現する強力なツールです。企業のニーズに応える革新的な機能を持つOC220は、今後のネットワーク運用のスタンダードになることでしょう。