地域資源を活用した新たな事業創出プログラムが開始
2023年10月16日、株式会社ふろしきやが長野県千曲市で観光庁のサポートを受けた「レボ系アクセラレーションプログラム」を開始しました。この取り組みは、地域の資源を生かしたソーシャルグッドな事業構築を目的としています。
プログラムの概要
本プログラムは、全国展開や海外進出を見越した、挑戦的で革新的な事業創出を目指します。基盤となるのは、千曲川流域に存在する未活用資源であり、参加者はこの地域資源を見つけ出し、具体的な事業案にまで落とし込むことを目標にしています。
プログラムは全3回の構成となっており、最初のステップ「思考越境リレーションシップ」では、地域の関係者や他の参加者とのつながりを築くことを重視します。具体的には、郷土料理作りやゲーム形式のプレゼン大会を通じて、それぞれの魅力を発見し合います。
プレゼン大会「シャシャランブル」
プログラムの要となるのが、全員参加型のプレゼン大会「シャシャランブル」です。この大会では、参加者が自らの強みや事業の可能性を短時間で共有することで、相互理解を深め、信頼関係を育むことを目指します。
プレゼンのテーマは「自分自慢」「仕事(会社)自慢」から始まり、最後には「仕掛けたいこと」という形で、参加者が自らのビジョンを表現します。このプレゼンは、千曲市の絶景ポイントである姨捨ゲストハウスや上田市の「hyva sauna」など地域の魅力ある場所で行われます。
地域資源の活用と共創の可能性
このプログラムは、2019年から実施されている「レボ系ワーケーション」の新たな展開とも言えます。過去6年間にわたり、600人以上の「関係人口」を生み出し、地域の課題解決に寄与してきました。今回のプログラムでは、地域に眠る豊かな未活用資源を事業化の種として捉え、地域に根差したビジネスアイデアを生み出すことを目指しています。
地域におけるネットワークの強化
参加者は、千曲川流域における4つの市町(千曲市、上田市、東御市、立科町)の資源を探索し、地域のキーパーソンや専門機関との連携を通じて、持続可能なビジネス構想を実現していきます。今回のプログラムには、企業、地域、専門機関が協力し合う体制が整っています。
まとめ
「レボ系アクセラレーションプログラム」は、特に地域の人々との共創を重視し、短期間で信頼関係を築くことで、後の事業化を支援する仕組みを提供しています。事業構想を通じて地域経済に貢献する新しいモデルを確立し、参加者自身が地域資源を最大限に活かした発展を実現するためのセッションとして、今後の展開に期待が寄せられています。
詳細や申し込み方法については、公式ウェブサイトをご覧ください。