白糠町のキクラゲ
2026-07-30 11:05:23

北海道白糠町のキクラゲ生産が過去最高に!新たな特産品として注目

北海道白糠町のキクラゲ、過去最高の収穫量



北海道・白糠町に位置する「カルㇱの森」では、現在キクラゲが収穫期を迎えています。この農園は、アイヌ語で「きのこ」を意味する「カルㇱ」という名が付けられており、その名にふさわしい豊かな大地で育った美味しいキクラゲの生産が進められています。2022年に130本の菌床から始まった栽培は、年々拡大し、2026年には約900本の菌床を持つまでに成長。今回は特に、開園以来最高の収穫が見込まれており、白糠町の新たな特産品として大きな期待が寄せられています。

異業種からの挑戦



「カルㇱの森」を運営する黒田朋枝さんは、元々自動車部品会社を経営している家庭の出身です。自動車業界の将来を見据え、新たなビジネスチャンスを求めて10年以上前から新規事業の検討を行っていました。転機となったのは、岐阜県のきのこメーカーに関する記事を目にしたことです。そこに記載されていた自然環境を生かした栽培方法に興味を持った朋枝さんは、自ら現地を訪れ、実際の栽培現場を見学しました。

彼女が着目したのは、燃料を使わずに自然の力を活かしてきのこを育てる「自然開放農法」と呼ばれる手法でした。人工的な空調設備は使わず、風が通り抜ける開放的なハウス環境で、きのこの生命力を引き出すことを目指していました。これは、北海道の豊かな自然環境とぴったり合致するものでした。

自然の力を借りた栽培



「カルㇱの森」の所在地は朋枝さんの故郷、かつて酪農が行われていた広い土地です。この地でのキクラゲ栽培に関しては、当初、高温多湿な環境が必要とされることから困難だと言われましたが、朋枝さんは夫と共に手作りでハウスを建て、岐阜から菌床を取り寄せて実験を始めました。

予想外の成功を収め、キクラゲの栽培は順調に進展。白糠町の気候は、海岸と山あいで異なり、特に山あいは晴天が多く、日照時間が充分にあり、冷涼な風も吹くため、キクラゲ栽培には非常に適した環境です。

2022年に130本から始まった菌床は、今や900本規模にまで拡大しました。朋枝さんは、成育状況を毎日確認しながら、自然と共存しながらの栽培に心を砕いています。

旬を大切にした収穫



「カルㇱの森」のハウスでは、収穫は6月から10月までの一年に一度となっており、暖房や空調を使用せず、自然条件をそのまま利用した環境作りを行っています。這い上がるようにして成育するキクラゲたちは、朋枝さんにとってまさに「自然が育てる」存在であり、毎日細やかな調整を繰り返す大切な作業です。

「私たちは、自然のもたらす太陽や湿度、風を利用して、きのこの成長を手助けしているのです」と朋枝さんは語ります。この慎ましい理念が、実績に結びついており、本来の旬を大切にしながら生産されるキクラゲは、味わいも格別です。

新しい特産品の期待



白糠町は豊かな自然環境に恵まれた町であり、漁業、林業、酪農が盛んです。特に、様々な海産物が獲れる環境にあり、「秋鮭」や「いくら」の漁獲量が高いことでも有名です。更に「極寒ぶり®」という新たな名産品も注目されており、地域全体が盛り上がっています。

「カルㇱの森」から生み出されるキクラゲも、白糠町の特産品としてその名を広めていくことでしょう。新しい農業の形、そして地域との共生の姿を示す「カルㇱの森」に是非ご注目ください。


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会社情報

会社名
北海道白糠町
住所
西一条南1丁目1番地1号
電話番号
0154-72-2171

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