ハイマネージャー株式会社、新経営体制を正式に発表
2025年10月1日、ハイマネージャー株式会社は新たな経営体制への移行を発表しました。この変更により、取締役COOを務めていた五十嵐未来が代表取締役社長に就任し、創業者で前代表取締役CEOの森謙吾がChief AI Officer(CAIO)に任命されます。この新構成は、企業の組織マネジメントの質を一層向上させることを目的としています。
経営体制変更の背景
国内の労働力不足は企業にとって深刻な問題となっています。その中で、従業員のエンゲージメントを高め、公正な人事評価を実現することが求められています。しかし、1on1ミーティングや目標管理(OKR)が管理職の経験に依存しがちな現状では、多くの企業が課題を抱いていました。そこでハイマネージャーは、新しい経営体制へと移行しました。これにより、五十嵐が社長として経営安定を図り、森はAI技術の研究開発をリードする役を果たします。
この新体制により、企業のマネジメントはデータに基づいて行われるようになり、従来の経験則からの脱却が期待されています。これまでのサービス基盤を確立しつつ、AIを駆使した新しいマネジメント手法が試みられることになります。
新経営体制の狙い
この新しい体制は、顧客に提供する価値の継続的な向上と、未来へのイノベーション創出を促す「両利きの経営」を実現するものです。
1. 事業基盤の強化と顧客価値の向上
五十嵐社長は、COOとして培った経験を存分に生かし、既存事業の成長を加速します。人事制度の整備やサポート体制の強化に力を入れ、顧客が『HiManager』を利用しやすい環境を整えます。
2. AIによる成長と未来価値の創出
森CAIOはAI開発の最前線に立ち、効果的な資源の投入を図ります。1on1の会話スタイルを向上させるAI機能や、エンゲージメント低下に対する予測アラート機能を開発し、実際の現場でのマネジメントを支援するツールを実装します。
就任者のコメント
五十嵐未来社長のメッセージ
「このたび社長に就任いたしました。お客様との信頼関係を最優先に、プロダクトの質向上とサポート体制の強化に尽力します。森がAIに集中できる環境作りも重要な任務です。」
森謙吾CAIOの意気込み
「生成AIの登場は我々の目指してきた目標を現実のものとする大きな転換点です。私はプロダクトの未来を作ることに全力を尽くし、全マネージャー及びメンバーが創造性を発揮できるよう尽力します。」
ハイマネージャー株式会社の概要
ハイマネージャー株式会社は、OKRや1on1の管理を行うオールインワンプラットフォーム『HiManager』を提供しています。組織の心理的安全性やエンゲージメント向上を目指し、パフォーマンス・マネジメントの実現を支援しています。
所在地:東京都渋谷区神宮前6-23-4 桑野ビル2階
代表者:五十嵐未来
設立:2018年7月
URL
ハイマネージャーが新しい経営体制を通じてどのように変革を進め、業界に影響を与えるのか。今後の動向に注目です。