今年の秋、レジャー予算の減少とドライブでの楽しみ方が明らかに

2024年秋レジャーのトレンドと予算

株式会社ホンダアクセスが実施した調査によると、2024年の秋、レジャーにかける予算の平均が26,225円に達し、前年よりも減少していることがわかりました。この調査は、自家用車を持つ20歳から69歳のドライバーを対象に、インターネットで行われました。調査結果は、秋の過ごし方に関する興味深い示唆を提供しています。

秋の過ごし方は「食欲の秋」が人気

調査では、今年の秋をどのように楽しむかについて質問したところ、「食欲の秋」が44.7%で最も高い結果となりました。これは旬の食材を用いた料理に焦点を当てた傾向を反映しています。次いで、「行楽の秋」が28.1%、そして「ドライブの秋」が24.6%と続きます。特に、20代男性は「食欲の秋」と「スポーツの秋」に興味が高く、60代男性では「行楽の秋」が人気の傾向があります。

秋レジャーへの予算の変化

さらに、春や夏のシーズンと比べて、秋に投資するレジャー費用が減少していることも驚きです。2023年までは28,265円だった秋レジャーの予算が、2024年には26,225円にまで落ち込みました。この変化の背景には、物価高騰など家庭の財政状況の悪化が影響していると考えられます。

車で行きたいレジャーと人気スポット

調査の中で自家用車で行きたいレジャーのトップは「食べ歩き」で、39.2%が魅力を感じていることがわかりました。また、温泉街の散策や紅葉狩りも人気であり、60代男性の間では特に温泉街の散策が興味を引いているようです。今年の紅葉狩りスポットとして人気を集めているのは、日光、香嵐渓、嵐山といった名所です。

西日対策と安全運転

秋のドライブでは視界を妨げる西日対策についても言及されました。調査によると、61%のドライバーが西日対策を講じており、最も多い対策が「サングラスの利用」と「サンバイザーの使用」という結果が出ています。西日が眩しくなるこの季節、事故を未然に防ぐための工夫が見られています。

愛犬とのドライブやレジャーの意識

調査では、犬を飼っている人の半数以上が愛犬を連れてレジャーに行った経験があることもわかりました。具体的には、今年の秋に愛犬と一緒に楽しみたいレジャーとして「ドッグラン」が52.7%でトップを占めており、続いて「ドッグカフェ」や「キャンプ」が挙げられています。また、愛犬を連れてお泊まり旅行したいという意向を持つ人も多く、子供連れの家族のように愛犬とのアウトドア活動を大切にする傾向が見えてきました。

車中泊の普及とその楽しみ方

さらに、車中泊の経験者が34%を占め、その中でも男性50代の経験率は高いことが明らかになりました。車中泊をする際には、夜のドライブや星空観賞など、特に楽しむ対象が異なるようです。今後も車中泊への関心は高いようで、多くのドライバーが快適な車中泊のために必要なアイテム、例えばブランケットなどを考慮しています。

秋レジャーの楽しみと芸能人たち

興味深い調査結果には、秋のレジャーに同行したい芸能人の名も挙がりました。男性回答では綾瀬はるかさん、女性回答では目黒蓮さんがそれぞれ人気となり、愛犬とのドライブに似合う人物としても綾瀬はるかさんが評価されています。

この調査結果は、家計の状況を反映しつつ、秋ならではの楽しみ方や新しいライフスタイルの選択肢を示唆しています。今年の秋を、皆さんも楽しく過ごしてみてはいかがでしょうか。