響乃みやこインタビュー
2025-03-28 17:24:53

小学6年生作家・響乃みやこが描く未来への旅路とは?

小学6年生作家・響乃みやこが描く未来への旅路



そのタイトルに含まれる美しい響き、幻想的な世界観、そして繊細なキャラクターたち。今回は、12歳という若さながらに長編ファンタジー小説『テラスの旅路 I』を執筆した響乃みやこさんのインタビューをお届けします。彼女の物語は、今から300年後の文明が滅びた日本を舞台に、希望と探求の旅を描いています。

作家の背景と執筆のきっかけ


響乃さんは、栃木県出身の小学6年生。お父様の仕事の関係で北海道や広島で過ごした彼女ですが、小説を書くきっかけは小学3年生の時でした。当時、自宅にあったパソコンを譲り受けたことで、執筆に目覚めたとのこと。彼女は、「物書きの夢」を強く持ち始めた時期が、この時だったと振り返ります。

「小学校3年生の頃から書いています。それ以前から本を読むのは好きでしたが、書くことの楽しさを知ったのは、この時からでした。」と語ります。また、普段はピアノ、そろばん、空手、書道など多彩な習い事に励んでおり、特技のタイピングと趣味のカラオケも父親譲りのスキルです。

読書の影響と好きな作品


響乃さんは、ファンタジーミステリーを中心に様々なジャンルの本を読むことが好きだと述べています。月に5冊ほどしか本を読めないという多忙な生活の中でも、彼女の好きな作品には『かがみの孤城』や『きみの膵臓を食べたい』などがあることを明かしました。特に辻村美月氏や住野よる氏といった作家、また漫画家の吾峠呼世晴氏や堀越耕平氏の作品も彼女を大いに刺激しています。

「小学6年生になってからは大人向けの小説にも挑戦していて、難しい語彙があればパソコンで調べながら読んでいます。」と、彼女の知的好奇心は底知れないものがあります。

『テラスの旅路 I』の魅力


彼女の著書『テラスの旅路 I』は、荒廃した未来の世界において、ロボットのナギサに育てられた少女ティーナが主人公です。本作では、ある日ナギサが事故で壊れてしまい、ティーナはナギサの遺した手紙を手に取ることで、人生の真実を探し続ける旅に出ます。ティーナは「リベドルト」という組織の謎を追い、壮大な冒険へと踏み出します。

響乃さんは、「物語を書くことは、私にとって自己表現の一つです。キャラクターを通じて様々な感情を表現したり、物語の構成を考えたりするのが楽しいです。」と、その創作の意義を語っています。

未来への展望


彼女の創作活動はまだ始まったばかりですが、すでに多くの読者の心をつかんでいます。「もっとたくさんの本を書いて、色々な人に読んでもらいたいです」と意気込む響乃さん。今後の作品にもぜひ注目したいですね。

まとめ


響乃みやこさんは、今後の日本の文学界に新風を巻き起こす存在といえるでしょう。彼女の才能は、これからも成長し続けること間違いなしです。その作品世界に浸りながら、彼女の未来に期待していきましょう!

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