2012年ブックリスタ年間ランキング
電子書籍プラットフォームを提供する株式会社ブックリスタは、2012年度の売上実績をもとに、「ブックリスタ年間ランキング2012」を発表しました。このランキングは、様々な作品の人気度や売上を反映したもので、特に今年は約50,000点の新作が配信され、電子書籍の拡がりを感じさせる一年となりました。
総合ランキングトップ作品
栄光の年間ランキング総合1位に輝いたのは、冲方丁著の『天地明察 上』です。この作品は、映画化もされ大きな反響を呼びました。また、電子書籍フェア「BOOKFESTA 2012 summer」にも取り上げられ、多くの読者の支持を得ることとなりました。
総合ランキングの上位には、映画やドラマの原作となった作品が多くランクインしています。このように、話題性のある作品をいつでも手軽に楽しむことができる電子書籍の特性が、ランキングにも顕著に表れています。
小説とコミックの部門別ランキング
小説部門でのトップは、前述の『天地明察』ですが、コミック部門では小山宙哉の『宇宙兄弟』が第1位を獲得しました。この作品は、最近実写映画化やTVアニメ化が実施され、注目の的となっています。特に、16巻以降は単行本と同時に電子書籍版もリリースされているため、読者は自分のスタイルに合わせて選択できるフレキシブルさが魅力です。
他にも、ランキング上位には多様な作品が並び、以下のようなタイトルが獲得しています。
- - 2位:『のぼうの城 上』和田竜(小学館)
- - 3位:『天地明察 下』冲方丁(角川書店)
- - 4位:『のぼうの城 下』和田竜(小学館)
- - 5位:『テルマエ・ロマエ I』ヤマザキマリ(エンターブレイン)
これらの作品は、さまざまなジャンルで人気を得ており、ランキングからは現在のトレンドが伺えます。
年間ランキングの活用
ブックリスタでは、今回の年間ランキングを基に、電子書籍フェア「BOOKFESTA 2012-13 winter」を開催する予定です。12月28日からスタートし、人気作品を特集する他、豪華なプレゼントなども用意される予定です。詳細は後日発表されるため、期待が高まります。
また、特設ページでは総合ランキングに加え、小説、コミック、ライトノベルなど各部門のランキングも公開されています。興味深い作品を見逃さないためにも、あなたのお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。
まとめ
電子書籍市場は近年急速に成長しており、ブックリスタが提供する多数のプラットフォームも、それに大きく寄与しています。今後もライフスタイルに合わせた電子出版物との新たな出会いが期待されます。電子書籍の魅力を再発見する年が続いていくことでしょう。