レジャーホテルに新たな価値をもたらすサービス
レジャーホテルにとって、スマートフォン専用の予約アプリや新しいポイントシステムは、顧客とホテルの関係をさらに強化するための大きなステップとなるでしょう。株式会社アルメックスが発表したこれらの新サービスは、利用者およびホテルオーナー双方にとって多くの利点を提供します。
新ハピホテ予約の登場
まず注目すべきは、9月から運用開始予定のスマートフォン専用予約アプリ『新ハピホテ予約』です。このアプリは、業界最大の検索サイトである『ハッピーホテル』に予約機能を追加したもので、ユーザーは気に入ったホテルをその場で簡単に予約できるようになります。
利用者のメリット
新アプリの大きな魅力は、最大2か月前からの事前予約が可能であることです。これにより、特にクリスマスなどの繁忙期に部屋が取れないという不満を解消できます。また、手軽に使えるスマホアプリで、旅行がより便利になります。
ホテルオーナーへのメリット
一方で、ホテルオーナーには、ハッピーホテル加盟による新たなチャンスが広がります。事前予約と当日予約の両方に対応し、料金設定の自由度が増します。繁忙期には料金を高く設定することで、客単価を上げることも可能。さらに、クレジットカードでの事前決済を導入することで、無断キャンセルのリスクを緩和できるのも大きなメリットです。
ハピホテタッチでポイント獲得
次にご紹介するのは、ホテル共通ポイントシステム『ハピホテタッチ』です。これは、加盟ホテルに設置された専用端末にタッチすることで『ハピホテマイル』が加算されるシステムです。最近では、iPhoneにも対応しています。
利用者のメリット
ユーザーは、専用端末にワンタッチするだけでポイントが加算され、メンバーズカードを持ち歩く手間が省けます。また、ポイントは『ハピホテマイル』と加盟ホテル独自のポイントシステムでダブルで獲得可能です。これにより、利用者にお得感を提供すると同時に、特定のホテルの利用を促進する狙いがあります。また、『ハピホテマイル』はホテル利用料として使用したり、他の商品と交換できることから、使い道も豊富です。
ホテルオーナーへのメリット
ホテルオーナー側でも、ダブルポイント加算により利用者の「お得感」を醸成できることに加え、フロント業務の負担軽減にもつながります。これにより、スタッフの対応が不要となり、コスト削減も可能です。
次世代客室選別機とセルフオーダーシステム
さらに、3Dデジタル客室選別機『R design(アールデザイン)』の導入が進められています。この装置は、視覚的に訴えるデザインで利用者に「驚き」と「感動」を提供します。操作は直感的で簡単なタッチパネル式で、多くの人々の注目を集めることでしょう。
セルフオーダーシステム『MX(Multimedia Service Operation System)』では、ホテル独自のカスタマイズが可能で、その画面がホテルの“顔”として機能します。映画やカラオケ、飲食メニューなど、多様なコンテンツを1台に集約し、利用者に楽しい体験を提供します。
今後の展開
今後、インバウンド需要の拡大に伴い、各サービスには他言語対応機能が追加される予定です。また、2016年には訪日外国人向けのレジャーホテル検索サイトもリリースする予定で、ホテル・レジャーホテル市場のさらなる活性化を目指します。
お問い合わせ情報
新しいサービスや商品についての問い合わせは、株式会社アルメックスの情報システム事業部までどうぞ。電話番号は03-6820-1440、メールは
[email protected]まで。
これらの新しいサービスが、レジャーホテル業界にどのような変革をもたらすのか、今後の動向に注目です。