SBI損保とプラスヴォイスが協力した「GOODLIFEフェア2025」
2023年9月26日から28日まで、東京ビックサイトで開催された「GOODLIFEフェア2025」。この展示会は、SBI損害保険株式会社(以下、SBI損保)と株式会社プラスヴォイスが協力し、特にきこえない・きこえにくい人々を対象に様々なイベントやサービスを提供したことが大きな話題を呼びました。
今年も、昨年に引き続きSBI損保はプラスヴォイスとともに「遠隔手話通訳サービス」を展開しました。このサービスは、きこえない・きこえにくい方々が安心してコミュニケーションを取れるよう、手話通訳者がリアルタイムでサポートするものです。これにより、来場者はブースやセミナーでの双方向のやりとりをスムーズに楽しむことができました。
特に混雑したステージでは、専門の手話通訳者が待機し、来場者がイベントの情報を即座に把握できるよう配慮されていました。このような取り組みは、コミュニケーションをより円滑にし、すべての人が参加できる環境作りを促進しています。
情報保障の取り組み
SBI損保は「いきいきと暮らせる社会」を目指し、「情報保障」の重要性を訴求しました。特設サイトを設置し、ここではきこえない・きこえにくい方々が視覚的に情報を受け取るための工夫や、日常生活で役立つ手話の紹介が行われました。また、東京2025デフリンピックで使用される予定のシンボルマークや特別な旗なども展示され、未来の情報提供の形が示されました。
さらに、フライヤーを用いて来場者に向けての啓発活動も行い、600部の配布が行われました。これにより、参加者がきこえの違いについて理解を深め、自身の社会的役割を再認識する機会を持つことができました。
デフリンピックへ向けた支援
SBI損保は、東京2025デフリンピックのサッカー競技スポンサーとしても参加しています。スポーツを通じて聴覚障害への理解を深めることを目的とし、大会エンブレム入りのオリジナルノートやボールペンも配布されました。これにより、参加者が大会に興味を持ち、応援する気持ちを喚起することを狙っています。
対応サービスについて
SBI損保では、「SBI損保の手話・筆談サービス」を提供し、耳や言葉に不自由を持つ方々が契約手続きや問い合わせを行える環境を整えています。これにより、誰もが平等にサービスを受けられるよう、引き続き取り組みを強化していく意向です。
最後に
「GOODLIFEフェア2025」は、SBI損保とプラスヴォイスのコラボレーションにより、障害者への理解を深める重要なステップとなりました。このイベントを通じて、すべての人が互いに理解し合い、より良い社会を築くための基盤が整ったことは、今後の大きな希望と言えるでしょう。
イベントの詳細や、さらなる情報保障に関する取り組みは、SBI損保の特設サイトやプラスヴォイスの公式ページをご覧ください。