都市型コミュニティ農園「coton なかせんば」が大阪・船場にオープン
2025年3月30日(日)、大阪市中央区北久宝寺町に都市型コミュニティ農園「coton なかせんば」がオープンします。このプロジェクトは、辰野株式会社が手掛け、自社用地を活用して地域の人々が集える場を提供することを目的としています。創業90年を迎える同社は、「人と地球の共繁栄」をテーマにしたまちづくりに取り組んできました。
「coton なかせんば」の特徴
「coton なかせんば」は、都市の中心に位置するコミュニティ農園で、誰もが参加できる開放的な空間を目指しています。この農園では、子どもから大人までが一緒に作業を行い、学び合うことができる多様なプログラムを提供します。来園者は季節の変化を感じながら、自然と触れ合う貴重な体験ができます。
農業の「農」と食をテーマにしたこの農園は、人と人、また人と自然とのつながりを大切にし、新しい出会いや生活の一歩を育むことを目的としています。ここでは、農作物の栽培や収穫を通じて、地域の交流が生まれ、訪れる人はそれぞれの目的を持って農園に訪れることができます。
名称の由来
「coton」という名称には、いくつかの意味が込められています。「co(共に)」+「+(プラス)」+「on(スイッチを入れる)」という意味から、地域の人々と共に新しい価値を創造する場所でありたいとの願いが込められています。さらに、フランス語で「綿」を意味するこの言葉は、長い歴史を持つ中船場界隈において、人々の生活を支えてきたことを象徴しています。農園では、まるで綿花のようにふんわりとした人々のつながりが育まれることを目指しています。
開園とイベント
「coton なかせんば」の開園に伴い、オープニングセレモニーが2025年3月30日に開催されます。イベントは11時30分から始まり、地域の特産品を提供する「ぐりぐりマルシェ」も併催されます。13時30分にはオープニングセレモニーが行われ、辰野光彦社長や来賓の挨拶が予定されています。また、地域の子どもたちによる「五穀豊穣スコップ入れ式」も実施され、14時30分からはジャガイモや小松菜の植付体験が行われます。この日、農園の開放を通じて地域の人々が集い、新たな交流の場を見出す機会となります。
当日の詳細
オープニングセレモニーは小雨決行、荒天の場合はプログラム内容が変更される可能性があります。公式な情報については、cotonなかせんばの公式ホームページを確認してください。
公式ホームページ
問い合わせ先
農園に関する詳細や取材希望者は、辰野株式会社に直接お問い合わせください。地域の人々が集い、共に育てるこの新しい試みは、大阪市中央区の中船場界隈に新たな活気をもたらすことが期待されています。