幼児のための新しい金融教育プログラム
株式会社FPパートナーが提供する「社会体験版おみせやさんごっこ」が、2023年3月のスタート以降、大人気を博しています。これは幼児を対象にした金融教育のプログラムで、全国の保育施設で実施されています。2024年11月期には43の施設で1,101名の子どもたちがこの体験に参加し、実際の買い物を通じてお金の流れや価値を学びました。
おみせやさんごっこの魅力
このプログラムは、発達段階に応じたカリキュラムが組まれており、子どもたちが楽しく学びながらお金の大切さを理解するように設計されています。子どもたちは「おみせやさん」という役割を演じることで、実際にお金を使い、売ることや買うことを体験し、自然な形で金融リテラシーを身につけていきます。プログラムを通じて、家庭や園では教えにくい内容を学ぶことができ、子どもたちの意識が変わる様子が伺えます。
参加した施設からは、「お金の流れが分かってきた」「買い物に対する考え方が変わった」といった感想が寄せられています。
感謝の心を育てる
「社会体験版おみせやさんごっこ」は、単なる金融教育に留まらず、日頃支えてくれる人々への感謝の気持ちを育てることにも重きを置いています。子どもたちが家族や保育士に対して感謝の気持ちを表すことで、心の成長も促進されるのです。
地域の未来を支える金融教育
このプログラムは、地域に根差した活動であり、保育士や家族の協力を得ながら進められています。施設にはファイナンシャルプランナー(FP)が派遣され、学びを深めるサポートを行います。参加した子どもたちの成長を感じた職員からは、リピート開催の希望の声も多く寄せられており、ニーズの高まりを実感しています。
2025年大阪・関西万博とのコラボレーション
さらに、このプログラムは2025年の大阪・関西万博に向けた「TEAM EXPO 2025」プログラムにも登録され、社会全体の金融リテラシー向上に貢献することを目指しています。パビリオンにも参加が決定しており、さらに広い範囲での学びの場が提供されることになっています。
お金の相談ができる「マネードクター」
また、株式会社FPパートナーが展開する「マネードクター」サービスも注目されています。これは、家計の相談や教育資金などお金に関するあらゆることに関して、専門のファイナンシャルプランナーが無料でアドバイスを行っています。地域に根ざしたサービス展開をしているため、安心して相談できる環境が整っています。
未来を担う子どもたちに向けて
今後、株式会社FPパートナーでは「社会体験版おみせやさんごっこ」を全国的に展開し、より多くの子どもたちがこのプログラムに参加できるようにします。子どもたちが自立した力を養い、社会に関わる力を育てることで、未来の担い手を育成していくことを目指しています。楽しみながら学ぶことができるこのプログラムが、子どもたちの未来をどのように変えていくのか、今後の展開にも期待が寄せられます。