2025年8月、東京で「色彩知育ワークショップ」を実施
特定非営利活動法人EPOが運営するCOCOLONは、2025年8月24日(日)に重症心身障がい児とその家族、支援者のための「色彩知育ワークショップ」を東京で開催します。このイベントでは、色を使ったコミュニケーション方法を学ぶことができます。特に、言葉でのコミュニケーションが難しい子どもたちとの関わり方に注目し、新しいアプローチを探ることが目的です。
色を使って学ぶ ─「色水実験」と「スライム作り」
「色水実験」と「スライム作り」の二つのワークショップを通じて、参加者は色彩知育の手法を実践的に学びます。昨年の7月には、色を取り入れた子育てや支援についてのセミナーが行われ、多くの家族や支援者が参加しました。今年はさらに実践重視の内容になっており、実験を通じて子どもたちが遊びながら学ぶことができる体験が待っています。
カシコ式言葉がけ法の紹介
参加者は、色彩知育で取り入れられている「カシコ式言葉がけ法」についても学ぶことができます。この手法では、子どもの感情や行動をそのまま言葉で表現することによって、より主体的なコミュニケーションを促進します。評価や指示ではなく、ありのままを受け止めることが重症心身障がい児へのアプローチとしても効果的であり、他の子どもとのコミュニケーションにも役立つでしょう。
ワークショップの詳細情報
- - 日付: 2025年8月24日(日)
- - 時間: 13:30開始、14:30終了予定
- - 会場: COCOLON BASE(東京都江戸川区篠崎町7-21-16 2F)
- - 定員: 30名
参加費
- - 会員: 大人500円、子ども無料
- - 一般: 大人1,500円、子ども500円
このワークショップは、定員が限られているため、参加希望者は事前の申し込みが必要です。
参加申し込み方法
申し込み方法については、COCOLONのオンラインサイト内に近日中に詳細が公開される予定です。以下の手順で申し込むことができます。
1. COCOLONのイベントページにアクセスして要項を確認します。
2. 申し込みフォームに必要事項を入力し、送信します。
3. 申し込み完了後、自動で確認メールが配信されます。
講師紹介
講師は、重症心身障がい児を持つ母親であり、育児の中で色彩知育に出会いました。自身の経験を元に色彩知育の重要性と効果を伝え、同じように育児に不安を感じる方々に向けて教えています。彼女のアプローチは、障がいを持つ子どもだけでなく、そのきょうだいや家族にとっても有益であることが証明されています。
COCOLONの役割
COCOLONは、重症心身障がい児とその家族に対して「つながり」「学び」「遊び」「楽しみ」の場を提供するコミュニティです。重症心身障がい児を持つご家庭が集まり、互いに支え合いながら情報交換や交流を行える場所として、様々なプログラムを展開しています。
COCOLONのウェブサイト(https://co-co-lon.com)では、今後のイベントやセミナーの情報も随時更新される予定ですので、ぜひチェックしてみてください。