月面産業の未来を築く「月面産業ビジョン協議会」が法人化
2025年4月1日、月面産業ビジョン協議会(LIVC)が新たに一般社団法人として生まれ変わりました。これにより、会の組織体制が整い、海外との連携を強化しながら、地球と月のエコシステム形成及び産業化の推進に取り組む姿勢を明確にしました。特に、政界、産業界、学術界が協力して新たな産業の創出を目指すことは、月面ビジネスの実現に向けた重要なステップです。
月面産業ビジョンとは?
LIVCは2021年春に活動を開始しました。新たな産業分野としての月面産業を国内外に発信し、技術の議論にとどまらず、実際の産業化を促進することを目的としています。その活動の一環として、2021年7月には「月面産業ビジョン-Planet 6.0時代に向けて-」を発表し、同ビジョンは日本の宇宙政策に大きな影響を与えました。特に、政府が策定した宇宙基本計画の改定や、宇宙戦略基金の設立に向けた動きが進む中で、2024年9月には新たな「月面産業ビジョン2024」が公表される見込みです。
活動の立ち上げと連携の強化
LIVCは2022年から月面ビジネスカンファレンスを継続的に開催し、政界と産業界、学界の代表者が集まり、パネルディスカッションや講演を通じて意見交換を行っています。大きなイベントとして、2022年8月に開催された第1回カンファレンスには自由民主党副総裁の河村建夫氏をはじめとする多くの著名な講演者が参加しました。この流れは法人化後も続き、2024年にはさらなるビジネスカンファレンスの開催が予定されています。
会員企業の募集
一般社団法人化を背景に、LIVCでは正会員の募集を行っています。月面産業に興味を持つ企業はぜひ参加を検討してください。正会員は、33社・団体から構成され、幅広い業種が参画しています。今後、月面産業の成長を実現するための重要な役割を果たすことになることでしょう。
お問い合わせ
月面産業ビジョン協議会へのご連絡は、以下のメールアドレスまでお願いします。
事務局連絡先: [email protected]
月面産業の未来に向け、共に新しい一歩を踏み出しましょう!