現代美術家・村上隆の最新作「村上隆版 祇園祭礼図」が、大丸京都店で特別展示されることが決定しました。
今回の展示では、祇園祭期間中の7月1日から7月31日にかけて、大丸京都店の1階四条正面入口横ショーウインドウ、地下道ウインドウ、3階から5階までの店内部分装飾に、村上隆の作品が用いられます。
ショーウインドウでは、祇園祭の象徴ともいえる「大船鉾の龍頭」と「瀧尾神社の木彫の龍頭」が、それぞれ期間限定で展示されます。7月12日までは大船鉾の龍頭、7月13日から31日までは瀧尾神社の龍頭が展示される予定です。
「村上隆版 祇園祭礼図」は、全長約10mの壮大な作品で、京都の夏の風物詩である祇園祭の様子を描いた「祇園祭礼図屏風」(17世紀後半、細見美術館蔵)をもとに制作されました。
作品には、往時の山鉾の姿や活気のある町の人々、そして村上隆のキャラクターたちが描かれており、お花と髑髏が漂う独特の世界観が表現されています。
地下道ウインドウや店内装飾では、「村上隆版 祇園祭礼図」の一部が展示され、作品の世界観をより深く感じることができます。
「村上隆版 祇園祭礼図」の原画は、京都市京セラ美術館で7月2日から展示されます。大丸京都店では作品の一部を展示しており、原画を見る前に作品の世界観に触れることができる貴重な機会となっています。
この夏、大丸京都店で開催される「村上隆版 祇園祭礼図」の特別展示は、祇園祭の華やかさと村上隆の芸術が融合した、見逃せないイベントです。