新型サブドメイン登場
2025-05-22 15:36:43

『XServer VPS』が提供開始したサブドメインサービスのメリットとは

エックスサーバー、新たなサブドメインサービスを発表



2025年5月22日、大阪に本社を置くエックスサーバー株式会社は、提供するVPS(仮想専用サーバー)サービス『XServer VPS』において、独自ドメインを必要とせずに使用できる「XServerのサブドメイン」を開始しました。この新機能は、ユーザーが希望する文字列を当社が提供するドメイン(.xvps.jp)と組み合わせることで、専用のURLを即座に作成可能にします。

サブドメイン導入のメリット



一般的に、独自ドメインを取得する場合には毎年1,000円から4,000円ほどの維持費が発生しますが、「XServerのサブドメイン」を利用することでこのコストが不要になります。さらに、独自ドメインを取得したり、管理したりする手間も不要となるため、サービスの開始までの時間も大幅に短縮されます。たとえば、「example」という文字列を選べば、すぐに「example.xvps.jp」といったサブドメインを無料で作成できることになります。

この機能を活用することで、特に新たにサーバーを立ち上げようと考えている方々には、コスト面でも時間面でも非常に優れた選択肢となるでしょう。

簡略化された「Dify」環境の構築



『XServer VPS』は2025年2月にリリースした機能「ドメイン・SSLクイック設定」により、サーバーインストール時に自動でドメイン設定やSSL証明書の発行・設定が行われるようになりました。そして新たに発表された「XServerのサブドメイン」により、さらに環境構築が簡便化されたことは、多くのユーザーにとって喜ばしいニュースです。ドメイン取得やDNS設定が不要となったため、Difyアプリイメージを利用した場合の環境構築が一層手軽になります。

Difyアプリイメージとは



「Dify」は、AIアプリケーションを簡単に製作できるオープンソースのノーコード開発ツールです。従来、Difyの環境構築には専門的な知識が必要でしたが、『XServer VPS』の「Dify」アプリイメージを導入することで、複雑なセットアップが不要となり、開発者は本来のアプリケーション開発に専念することができるようになります。追加料金なしで、単に『XServer VPS』の利用料金のみで使用可能です。

引き続き進化する『XServer VPS』



エックスサーバーが提供する『XServer VPS』は、2022年9月の開始以来、国内シェアNo.1のレンタルサーバーサービスとして成長を続けています。現在、利用件数は3万件を超え、ますます多くのユーザーによって選ばれています。最近では、サーバーの性能を大幅に向上させ、例えば、ディスク容量が最大2,400GB、メモリが最大96GBに強化されるなど、高性能な環境を実現しています。AI開発においても、高いパフォーマンスを発揮できるようになっています。

おわりに



エックスサーバー株式会社は、今後もユーザーにとって利便性の高いサービスを提供し続けることをお約束します。新たな「XServerのサブドメイン」機能の導入により、多様なAI開発ニーズに応える方策がさらに広がりました。これからのサービスの進化にご期待ください。

会社情報



本社は大阪府大阪市北区に位置するエックスサーバー株式会社は、2004年1月に設立され、クラウドインフラ事業などを手掛けています。公式サイトはこちらです。


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会社情報

会社名
エックスサーバー株式会社
住所
大阪府大阪市北区大深町4-20グランフロント大阪タワーA 32F
電話番号
06-6292-8811

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