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クラウド設備管理システム「MENTENA」が進化を遂げる

八千代ソリューションズ株式会社が提供するクラウド設備管理システム「MENTENA（メンテナ）」は、2025年7月7日から新機能として作業リクエストへの動画添付を可能にすることを発表しました。この機能の追加により、現場から保全部門への依頼がより迅速かつ正確に行えるようになります。特に、異常音や不規則な動作の共有が容易になり、従来の方法であった現場確認の頻度を大幅に減少させることが期待されています。

動画添付機能の導入で現場の悩み解消

従来、作業依頼を行う際には、異常状態を写真や文字で伝えるしかありませんでした。この方法では、微妙な音や動作の違和感を伝えきれず、現場に足を運ぶ必要が頻繁でした。しかし、新たに追加される動画添付機能を使用すれば、現場の作業者がスマートフォンで記録した動画を直接リクエストに添付することが可能になります。これにより、距離のある管理者や技術者に迅速に現場の状況を伝えることができ、異常の早期特定が実現します。

また、担当者は正常時の設備の動作を動画であらかじめ登録しておくことで、異常時の動画と比較しやすくなり、問題の把握もスムーズになります。この機能はモバイルアプリとブラウザ版の両方で利用可能で、iOS、Android、Windowsなど多様な端末に対応しています。

フォントの変更でユーザビリティ向上

さらに、MENTENAは今回のアップデートに伴い、標準フォントを「Noto Sans JP」に変更することを発表しました。これまで使用していた游ゴシックは、Windows OSの標準フォントでしたが、Noto Sans JPは読みやすさと文字化けのしにくさにおいて優れているため、今回の変更が行われました。従来は追加データのダウンロードが必要で、ユーザー体験を阻害していましたが、Windows 10/11にNoto Sansシリーズが標準搭載されることで、これが解消されました。

MENTENAの開発責任者である岩片氏は、「業務システムは機能の充実が求められるだけでなく、ユーザビリティ、アクセシビリティの向上も非常に重要です。今後も、利用者の視点を忘れずに改善を続けていく所存です」とコメントしています。

MENTENAの特長と利点

MENTENAは、設備管理や施設管理において脱エクセル・ペーパーレス化を実現し、現場の働き方改革を推進するクラウドシステムです。具体的には、次のような特徴があります：
1. 資産運用の効率化による経営改善
2. 知識とノウハウの共有を通じた属人化防止
3. 設備の保全履歴を論理的に管理し、予防保全を実現
4. 効率的な情報共有とコミュニケーションプラットフォームの構築
5. 誰でも直感的に使用可能なわかりやすいデザイン
6. 導入と運用支援が手厚いサポート体制
7. 万全なセキュリティ体制

このように、MENTENAは導入の容易さと安心のサポート体制が特徴であり、製造業やビルメンテナンス、エネルギー業界など幅広い分野で使用されています。論理的な設備管理を実現することで、企業の生産性向上に貢献します。

まとめ

八千代ソリューションズ株式会社は、60年以上の経験を持つ親会社の知識を活用し、持続可能な地域社会の形成を目指しています。これからも、現場のニーズに応えるソリューションを展開し続け、デジタルトランスフォーメーション（DX）の最前線を走り続けることでしょう。詳細情報は公式ウェブサイト【MENTENA】にてご確認ください。

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