東京産トマト給食レシピコンテスト結果発表!
2025年6月19日から8月22日まで開催された「東京産トマト給食レシピコンテスト」の結果が発表されました。このコンテストは栄養価の高い東京産のトマトを使用した給食レシピを募集し、都内の小学生を対象としたもので、株式会社ぐるなびの協力のもと、公益財団法人東京都農林水産振興財団が主催しました。
コンテストの概要
このコンテストでは、東京産農産物の普及と食育を目的として、特に小学4~6年生を対象に実施され、応募者は一次審査を経て二次審査で実演を行いました。審査基準は独創性、栄養バランス、そして給食への導入のしやすさが重視されました。たくさんの創造的なレシピが集まり、参加した子どもたちからは熱心な応援が寄せられました。
グランプリ受賞者の発表
最も優れた作品とされたのは、新垣阿裕美さんの「トマトのいろどりディッピングソース~トマトこくふく!~」です。この料理は、トマトを主役にしながらも食べやすく、じゃがいもや食パンにつけて楽しむことができるソースです。長年トマトが苦手な子どもでもこのソースを通して、美味しくトマトを食べることができるよう工夫されています。
審査員コメント
審査員である寺﨑久明氏は、新垣さんの思いやりと温かい気持ちが込められたこのレシピを評価し、学校給食としての導入が期待されると述べました。また、料理を通じて友人を楽しませたいという姿勢に感心しました。
その他の受賞作品
- - 東京産野菜賞:末満玲香さんの「まるごとトマトの夏ピラフ」。トマトが苦手な子どもでも美味しく食べられるよう工夫されています。
- - アイデア賞:萩原羚介さんの「トマトな大根餅」。台湾の郷土料理である大根餅にトマトを取り入れた料理です。
- - 表現力賞:酒井寛和さんの「トマうま超元気!カレーラーメン」。トマトを使った新しいカレーラーメンが登場しました。
- - 調理達人賞:髙橋敏輝さんの「胡麻味噌トマトつけ麺」。トマトの水分を活かした工夫満載のつけ麺です。
審査員の総評
審査員の皆さんからは、応募作品に対する高い評価が寄せられました。「トマトの色は元気を与える」という意見や、「多様なレシピを通じてトマトの魅力を感じ取ることができた」とのコメントもあり、栄養面や見た目の美しさが印象に残ったと述べていました。
今後の展望
このコンテストは、学校給食に東京産農産物を積極的に採用し、地域の農業を応援する取り組みの一環として位置づけられています。参加者の皆さんがこれからも創造的な料理を通じて、周囲の人々を笑顔にすることを期待しています。次回の挑戦にも注目が集まります。