日本初のDASAプラットフォーム・エンジニアリング認定コースが開講決定!
世界最大のDevOpsとアジャイル業界団体であるDASA(オランダ・ロッテルダム本部)は、2025年11月より日本国内でDASAプラットフォーム・エンジニアリング認定コース(試験付)を開始することを発表しました。このコースは、一般社団法人クラウドネイティブイノベーターズ協会(CNIA)が日本のITプロフェッショナル向けに提供するもので、幅広いプラットフォーム・エンジニアリングのスキルを学ぶことができます。
グローバルな視点で見るプラットフォーム・エンジニアリングの重要性
プラットフォーム・エンジニアリングは、クラウドネイティブ化やDevOps、アジャイル開発における次の進化と位置付けられ、世界中で注目されています。2023年、Gartnerが発表したところによれば、今後5年以内に80%以上のソフトウェア組織がこの新しいアプローチを採用すると予測されています。
特に米国や欧州の先進企業では、プラットフォーム・エンジニアリングが開発チームの生産性を最大化するための基盤として確立されており、GoogleやSpotify、Netflixなどの大手企業もこの流れを受け入れています。このような背景の中、日本でも複雑化するクラウド環境やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に伴い、プラットフォーム・エンジニアリングが新たな必須スキルとして注目されるようになっています。
DASAプラットフォーム・エンジニアリング認定コースの概要
この認定コースは、以下の内容を含んでいます:
1. プラットフォーム・エンジニアリングの概要
2. DevOpsとの関連性
3. ステークホルダー管理
4. プラットフォーム・エンジニアリングによるDevOps文化の加速
5. プロダクトとしてのプラットフォームの構築
6. 開発者体験の構築
7. Infrastructure as Code (IaC)の活用法
8. CI/CD(継続的インテグレーション/デリバリー)の実践
9. コンテナ化の重要性
10. モニタリング、ロギング、インシデント対応
11. 設計と開発の枠を超えたプラットフォーム・エンジニアリングの実践
誰がこのコースを受けるべきか
このプログラムは、プラットフォームエンジニアやSRE、DevOpsエンジニア、ITマネージャー、DX推進リーダーなど、幅広い人々に向けられています。特に開発者体験やプラットフォーム戦略に関わる方々には、大変有用な内容となっています。
コースの詳細
- - 初回開催日程:2025年11月7日(金)、10日(月)
- - 受講価格:定価20万円(税抜、CNIA会員割引あり)
- - 認定試験形式:オンラインプロクタリング試験(80分・40問、合格ライン65%)
このコースはオンラインまたはオフラインで実施される予定で、受講者の利便性に配慮し、土日開催のコースも計画されています。
DASAとCNIAからのメッセージ
DASAのCEOリック・ファーレンホルスト氏は、「プラットフォーム・エンジニアリングは、デジタル組織にとっての戦略的中核機能」と評し、これを学ぶことが今後の変革をリードする新たなプロフェッショナルを育成する重要なステップであると語っています。
また、CNIAの会長草間 一人氏も、「日本で初めてこのコースを提供できることを誇りに思います。開発者の生産性を向上させる新たな戦略として注目されています」と述べ、プログラムへの参加を呼びかけています。
参加方法
コースや試験に関する詳細情報は、
一般社団法人クラウドネイティブイノベーターズ協会の公式サイトでご確認いただけます。今後のデジタルトランスフォーメーションを見据えたスキルを身に付けるため、この機会をお見逃しなく!